(2)イエスの怒り~タルムード『歴史読本』臨時増刊(特集:ユダヤ= フリーメーソン謎の国際機関)より

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●『歴史読本』臨時増刊、
(特集:ユダヤ=フリーメーソン謎の国際機関)
新人物往来社
平成3年刊

太田竜さんの記事
■『ユダヤの対キリスト教謀略史』より

前記事では、紀元前六世紀のバビロン虜囚の時代において
ユダヤの学者やラビ達がモーゼの律法とはまったく異質な“
新興宗教”を作り上げた起源の部分を取り上げた。
今回は、それが、タルムードに編纂されるまでの部分を抜粋する。


*****


ユダヤ人の間に、このパリサイ派の異端邪説に反対する動きが高まり、
それがエッセネ派修道院となって現れた。
そして、エッセネ派の線上にイエスが出現した。
エッセネ派は荒野に退き、自己閉鎖的に修道に励んだが、
エスユダヤの民衆の前に立って、パリサイ派の偽善を暴いた。
曰く、モーゼの律法を守ると言いながら実はそれを裏切っている。
許しがたい偽善者どもである、と。

「ああ、禍(わざわい)なるかな、偽善なる学者と
パリサイの人よ、そは、なんじらあまねく水陸を経めぐり、
一人をも己が宗旨に引入れんとし、既に引入れるれば、
之を汝らよりも倍したる地獄の子となせる故なり」
(マタイ、二三-一五)

「イエス云いけるは、汝等(パリサイ派)己が父なる悪魔
より出づ。またその父の欲を行うことを好む」
ヨハネ、八-四四)》


パリサイ派は、外面的に神を敬えと遵守させながら、
本音では、モーゼの律法を破壊するのを企んでいた。

ゆえに、パリサイ派の偽善を見破り
激しく弾劾するイエスに、パリサイ派は震撼した。


《彼らは、多くの預言者を殺したように、イエスを殺すほか
はなかった。群集を煽動し、イエスを十字架につけることに
成功する。しかし、イエスが昇天したあと、弟子たちは布教
につとめ、その勢いを止めることができなかった。そこで
パリサイ派は、全力をふるってキリスト教徒に対する迫害を
組織し、なんとしてもイエスの教えを根絶することに決した。
十二使徒の一人、ステパーノは石で撃ち殺された。ペテロも
パウロも殉教した。サンヘドリンを握るパリサイ派は、全世界に
広がるユダヤ人居留民団を動員して、キリスト教排斥運動に
立たしめた。ローマ帝国によるキリスト教迫害のほとんど
すべては、あの有名な暴君ネロによるものも含めて、
パリサイ派ユダヤ教指導部による煽動の結果である。

したがって、初期キリスト教会は、「ユダヤ人(ここでは
パリサイ派を差す)は神の民なることを止めて、悪魔の民に
なった」ことを公式に弾劾した。》


一休み(*^-^)っ


パリサイ派が占拠するユダヤ指導部、ユダヤ政府は、
ローマ帝国軍によるエルサレム破壊のあとも、ヤッファ
(地中海沿岸)→テペリア→バビロン→コンスタンチノープル
→サロニカ(トルコ)という順序で維持されたものと推定されている。
そして、このユダヤ地底政府が、ユダヤ教徒のための
新たな教義として編纂したものがタルムードである。》


(ん?地底政府だって


パリサイ派は、タルムードが
ユダヤ人以外の人々に知られることを非常に恐れていて
隠し続けてきたようだ。

それほどに、偽善を見破り、愛に生きたイエスの影響力は強く、
抑えきれなかったのだろう。

パリサイ派は、なぜ、本来のモーゼの律法を
破壊したかったのだろうか?


さて。

印刷技術が進み、タルムードが印刷され、普及したのが16世紀以降。
タルムードを読んだキリスト教会の神学者や僧は、
《心の底から驚愕した。》


それもそのはず☆

タルムードにある言葉を読めば
当時のキリスト教徒の学者が僧たちが驚愕したのがわかるだろう。


*****


「神より生まれたるは唯だユダヤ人のみ、その他の人類は悪魔の子なり。
人間は動物より高等な如く、ユダヤ人は人間より高等なり。
ユダヤ人は人類と名づくる権利あるも、非ユダヤ人は豚と命名せんのみ。
動物を放逐し或いは殺戮し得る如く、我らは非ユダヤ人を逐い之を殺し、又彼らの財物を利用し得るものなり。
ユダヤの血を流す者はエホバの神に生けにえをささぐるものなり」


*****



このような言葉が、タルムードに充満しているようだ。
吐き気がしてくるようなこれらの言葉……

今年のはじめ、闇権力をネットで調べていた時に
あるサイトで、ユダヤ人の信条を箇条書きにしたものがあり…

ユダヤ以外は「ゴイム」(家畜)という言葉で表現されていた……
それを見て衝撃を受けたっけ。

パリサイ派の流れをくむ人々から見れば、今現在においても、
ユダヤ人以外は『豚』なのだろう。
世界をあるがまま見てみるうちに…わかってくるが。

ただ、ユダヤ人というものは、当然
パリサイ派だけではないはずなのだ。

タルムードを拒否し、排除しようとし
モーゼの律法を遵守しようとするユダヤ人もいたのだ。

それは、また次回以降に



(抜粋箇所はp.65~66から)


(ちょいと三行ほど修正しました)