『幸運はすでに手にしていた!』と実感した……瞬間、居る世界の価値観が変貌した

なんということだろうか!
入浴中、突如、『ハッ!』とした。まさに自分は奇跡の中に居る事に気付いたのだ。
それは、言葉では表せない衝撃の感覚。
創作する人間には、必須の体験のように訪れる出来事だ。

この直前まで、尺度はこの世的だった。
ふとした瞬間に、美とは何かが、わかる形で、姿を現した。

私は、たった今、完璧な幸福、というよりは幸運を、すでに手に入れていたと知った。

プラス思考、ポジティブ思考の、おまじないや、暗示の類ではない。
確かな証明は深みから刻印するように、打ち寄せる波のような実感。

この数十年の年月は、まさに幸運そのものだったのだ。

長い年月で、見失った世界観を取り戻そうと、足掻いている時期だったはずが…
ヴェールは剥がされたのだった。

80年代、白昼夢で、創作へ向かえというお告げを、数えるなら2回受けた。
その時、過去の別の私が生きていた時代の空気を体感した。

過去生――それは私であって、私じゃない。

しかし、奇跡を頂いて、魂の先輩達が、この“奇跡”の背後に隠れておられる気がして……

お懐かしい…
再び、ドアを少しだけ、開けて頂けたのですね…