ひとつの、ありきたりな「悪霊」が憑いた例を書いてみる

読者様が、例えば身内に、何かを達成させる事に集中しているとする。
身内もやりたがっているし、あなたもワクワクしているなら、何の問題もない。

ところが、あなたは、嫌がる身内に『何が何でもやりとげろ!』と
無理やり、やらせようとしていたとする。

『何が何でも絶対やり遂げさせる』
『そのためなら、何でもする』

こういうあなたに、私は、たぶん、吐き気がしているはずだ。
そこで、友達なら、私は、あなたに助言するだろう。
『その考え方は間違っているよ。うまくいく訳がない。押し付けはダメだ…』
だが、あなたはこう言う。

『私は正しいわ』
『これは○○のためにやっているのだから。愛なの…』と。
だいたい、こんな会話の時には、背後に何かが憑いていると思うが…

憑いているから、自分をおかしいとは気付けない。

視野を広げて、『おかしいな。ちょっと待てよ?』と、振り返っていれば、
未来に起きる悪い事は、大抵避けられると思うのだが。