ゲイボーイ(♂)と男装の麗人(♀)の結婚 その果てにあるものは何?

ザ・ドキュメンタリー 日曜フジ系列で午後1:45より放送

昨日4月27日(日)のテーマは

「マキさんの老後~細り行く未来の物語」

ご覧になりましたか?

ゲイボーイマキさんは、ダンサー兼ホステスをしています。早稲田大学入学とともに、ゲイボーイの世界へ入りました。

母親とお姉さんたち4人の女性に囲まれて育つ。
マキさんは、かつては、六本木「プチシャトー」で、ダンサーとして
華やかな毎日を送っていた。

マキさんには、よしえさんという妻?がいます。
よしえさんは現在、介護ヘルパーをしています。

よしえさんは、かつて「ジョニー」というニックネームで、スナックを経営。当時は羽振りがよく、男装の麗人でレズでした。

二人の間にはセックスはなし。

そんな不思議なご夫婦は、現在群馬県前橋市に住んでいます。

今回のザ・ドキュメンタリーは、男女が逆転した夫婦として始まった二人が、
年をとって、ともに病いや老いというものにぶつかった時、どうやって
二人で乗り超えゆくのか、夫婦の絆とはなにか、そこにポイントをおいて
編集されているようでした。

かわった夫婦であろうと、ふつうの夫婦であろうと、老いというものは平等にやってくるのです。

どういう内容だったか、レポートが難しいです。
放送を見なければわからないような、繊細なところがあって、どう表現したらいいかわかりません。
自分のブログに載せるのだから、自分の感覚で作って書けばいいというテキトーさでもってしても、どこか噛み砕けない頑固さのある番組でした。

マキさんの育った家は、市議を11回も勤めた茨城県那珂湊のカタイ家です。
80になった母親とは、今も顔を合わせられないまま。
去年夏のお墓参りも、時期をずらして行きました。

すでに、現在、マキさんは「中年」よしえさんは「初老」です。


このドキュメンタリーは、マキさんは右腕が動かなくなり、
仕事ができなくなった状況を追っています。

30万円ある収入が絶えて、妻のよしえさんのパート収入20万円だけでやっていかなくてはならなくなりました。二人とも労災保険、失業保険はおりないので、将来は不安です。


二人はケンカばかりしています。
働けないのに、マキさんは「宝くじに夢を託したい」とを買いたがり
ますが、よしえさんは「当たるわけないじゃない」と反対意見です。
マキ「所詮、女ね~、考え方に夢がないわっ!」

実はマキさんは以前100万円が当たったことがあるのです。
夢を託して、6000円分の宝くじを購入しました。
楽しみにしていた結果は、300円×2枚の600円の当たり。
マキさんは悔しくて、情けない思いでした。
「ショーもできない。お運びもできない。化粧もできない‥‥」

まだあと何ヶ月は右腕は治らないのです。

焦れったさと歯がゆさ、情けなさ、不安感、苛立ち、減らない口げんか。

二人はどのように、この状況を乗り越えて行ったのでしょうか?


(続く‥‥予定ですが‥‥)