【続】波動の強い人……『憑かれている』というよりは『カルマ』

続きである。

彼女は普通に結婚し、現在も以前も教師。

彼女への憎悪の感情が偽物の感情だと理解してからは
折に触れては考えていた私……

普通に接していこうにも、彼女の『負』の情報には引っかかりを覚え
結局、縁を切るしかなかった理由――

よくある“先祖を供養してない”とか、ああいう系統のように感じた。

私には扱えないものだ。

どんな家にも家風というか、代々流れてきた癖というものがある。

例えば、私には『悪霊』にしか感じられないものが

そのお宅にとっては『守り神』だという思い癖だってあるだろう。
(逆もある)

一時期にしろ、必要な存在との関わりもまた、その家の宿命。

カルマはまた、受け継がれてゆく家の
文化みたいなものでもあるのかもしれない。

気付けぬまま人生を終えても
克服されていないカルマは次世代に受け継がれる。