出会いにあなたである証が――悩みに翻弄されないために

善と悪、やはり究極、このどちらかを選ばねばならない。

しかし、現実には、線引きは不可能に近いほど
世界はグレーで溢れている。

自分の感情の高ぶりをご覧。

グレーを白いふりして、他者と関わっていかねばならない。

他人の腹黒さや意地悪さに、歪みに偏見に馬鹿さ加減に

振り回されている渦の中から、出られない人々もいる。

頭では正しい事をすべきとわかってはいても
その通りには自分が出来ない。

世界は自分にノーを突きつける。

あれほど誠実に尽くしても、結末は悪人扱い。
涙で悔しさに溺れそう。

悩んでなさいよ…

間に合わなくても構わないんじゃない?

善悪混沌の中を生きている実感があるならば。


他人に理解されない孤独の道を何十年歩いたとしても

あなたの理解者はいないんだから。
愛する存在ですら…親しく関わる者ですら…

あなたを愛するのはあなた自身。

忘れてはならないのは
思想や宗教でなく

出会いそのもの。

出会いとは、あなたがあなたである証みたいなもの。

あなたがそれに気付く時、世界が変わる。