暗さはなくならない……それでも街を歩いている

空は曇っていても、にぎやかな街。

人が沢山歩いていても、なくならない暗さを、私は抱えて歩く。

これが私のカルマとして、受けとめる気持ちでいるならば

暗闇は漏れ出さないだろう。

なんて理不尽な。

何が起きているんだろう…?

こんなカオスな重苦しさを抱えているのは、私だけなのか?

肩も頭も、どこも痛くもないし、圧もないが

どんよりしたダークサイドの浸潤の気配に、不安定な気持ちを誘われる私…

やはり、人は変わらず歩いているが
こんなに、重苦しい気分で歩いた事はなかった。

悩みもなく、美味しいものを買い、健康で、愛する人もいる。
守るべき人もいる。
支えてくれ、理解してくれ、心配してくれる身内も友もいる。

なのに、この闇はベッタリ張り付いているかのように
すさみまくった、卑劣な悪魔の本性をジワジワ晒しながら
この世界に大股で、考えない領域に、闇を引き込もうとしている。

恐れるに足りない。
そう言える時は過ぎた。
ほとんどの人々は恐れすら抱かない。なぜなら考えないからだ。

真の安らぎを探求する潮流の時期が、闇とクロスする。

今、何を成すべきかを考えている。