『ホツマツタヱ』の出てくる漫画………ひかわきょうこ 著『魔法にかかった新学期』(白泉社 2017年11月刊)

ホツマツタヱ』の出てくるコミックを、知人から教えてもらったので、紹介します。


⚫魔法にかかった新学期』
ひかわきょうこ
白泉社 2017年11月刊


20ページ程度、立ち読みできるので、読んでみたところ、
ホツマツタヱ』がどうとかいうより、別の部分で面白そうだと思ったっす。

主人公の引っ込み思案の琴ちゃんの周囲には、これでもかってくらい、
イケメンが、次々 登場してくるので、早くも、琴ちゃんは誰と結ばれるのか
気になってしまった。
たぶん、まー君だろうなー

引っ込み思案でほとんど喋らない子ども時代の琴ちゃんは、親からも、先生からも、
もっとあかるく、もっと積極的に、と注意されて、ネガティブに陥りそうだった。
それを、まー君の言葉で助けられた気分に。
そのまんまでいいじゃん、って、それは個性だって認めてくれたワケで。
琴ちゃんの王子様っすね。

琴ちゃんも大人になり、しっかりしてきました。
でも、イジメやすいキャラだと思われてしまうみたい。

まー君も、大人となりました。
かなりモテまくりなイケメンになって、琴ちゃんの前に登場するのです。
どんなに変わっても、琴ちゃんには、かつてのイノチの恩人のごとき、まー君の姿は、
雑踏の中からでも見極められちゃうのです。
霊感体質者には、確かに、そんなとこ、ありますけどね~ウンウン。

あっ☆


言い忘れていたことが。
琴ちゃんも、まー君も、霊感体質っす。
初めから、オカルトっぽいですからね。オカルトというより、スピリチュアルっぽいと言い直すか。

スピリチュアルだとワクワク、オカルトだと、ザワザワってイメージですが(?)
ワタシが、この物語で、ワクワクさせられるのは、内気な性格の女の子と、
初恋のイケメン男性の恋物語が主軸だから、ホツマと、どんな絡ませ方か、期待してるから。
アマテルとセオリツヒメの関わりとか、古代文字を出して、イワクラとか、神社とか、
何が出てくるの?

そうそう。

昔の少女漫画みたいに、琴ちゃんが、ただ、大人になったまー君を判別できても、
彼はバスに乗って行ってしまい、琴ちゃんとは出会えません。
やだ。
これをやられると、立ち読み読者は、次を読みたくなるじゃん。

内気で、同情を引くようなフニャッとした、琴ちゃんのキャラは、ワタシ世代には、懐かしくてなりませぬ。
岩館真理子太刀掛秀子………内気で、ハニカミ屋さんで、好きな人の前では、声が出ない~という
いかにも、これぞ女の子、というキャラクターは、『マーガレット』『りぼん』『りぼんコミック』
とかで、弾けまくってました、懐かしい~~♪
男子学生が、そういう少女漫画を、持って歩くのが流行っていたりして。
もう30年も前、いや、もっとかな~(⌒-⌒; )

気の強い女性の台頭してきた時代に、引っ込み思案で内気なキャラは、
なんだか、新鮮であります。


ホツマツタヱの出てくるコミック。
ぜひ、立ち読みしてみてね。
まだ2巻目は出てないみたい。

白泉社

『魔法にかかった新学期』 ひかわきょうこ

https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/50457/








かなり日にちが経過してからの追記

もちろん、2巻も購入した私ですが、なんだこれーーー!?
というか、導入部が終わった感じであり、続きがなければオカシイ。
続き描いてね♪