好きだった建築家たち

出かけようと思っていたけど、体調がイマイチなのでやめた。
今日までの建築展・・・どうしてぎりぎりにならないと、行こうとしないんだろう。
あたしって。。。
オペラシティをグーグルアースでジャンプしてみたらば、とんでもないとこに飛んだよ~~~
新宿の方は 東京オペラシティ に「アートギャラリー」が付くんだね。(-_-;)
(知らなかったよ。何度か行ってるのにね)

伊東豊雄はあまり惹かれないけど、見なきゃダメという脅迫観念に
かられるタイプの作家だよなァ、自分にとっては。

わたしは木造のフツーの住宅が好きだから、カンケーネーヤと言いたいんだけど、
安藤忠雄の感覚は好きなものがあるから、比較する意味で、同時代の作家のは
見なきゃだめなんではないかと思ってる。(本でも展示物でもいい)

川口通正(みちまさ)椎名英三、小和田和正、石田敏明・・・以前、建築に
はまっていた頃好きだった作家達である。木造、コンクリート、S造無関係に。
(個人のすべての作品でなく、彼らの作品の中にいくつか好きなものがある)

最近新しい感覚に出会って、ハッとする本に出会うことがなくなってきた。
以前は、収納のアイデアや知的でシンプルなインテリアの数々に、目をみはっていたのに。
まだいろんなアイデアに、満足したわけじゃあない。
けれど、身近なところで実行できるアイデアでなければ、自分とは無縁な世界に
人参をぶら下げることを許すことになるだけだ。

昔の出版物は、わたしから見てだけど、普通の生活に少しセンスアップした感じに
ハードルを上げていただけで、頭を使えば夢は叶うような内容が多かった。
家をこれから持つ人に対しても、1千万台で建つ家とか、工夫を競い合うような内容に
感動したものだ。壁がシナベニヤで一年も経つと、反り返りだすかもなのだが、
床はいいものを使うという、究極のコストダウンと一点豪華主義?の融合ハウスを
結構興味深く、見たものだ。

お金持ちご用達「モダンリビング」も、実は大好きだった。宮脇さんだっけ、
彼のエッセイ読むために買ったもんだ。(彼が亡くなって買うのをやめた)
黒川何とかいう建築家さんも彼の家は好きだった。(これは「プラスワン」でした)
偉大すぎて、名前を思い出せないのだ。
黒川紀章ではナイ)

今の本・・・では、頭でなく、お金を使って夢を叶えるアイデアを、写真や文字で
表現していることが多いような気がする。
だから、半面で、才能ある若者たちのDIYのセンス爆発インテリア本も目立つ。
お掃除の本とかも多いなあ。もう満足する家を手にした人々が、今度はお手入れに
関心を持っているという時代になるからだろうか。(笑)

とてもついていけないなーと思うのは、かつては、プロに頼まなきゃ無理だったことを、
最近では、やすやすとDIYでやってのける若者が多いということである。
うう、腰痛がしてきた。(笑)