増田政一(ますだせいいち)の建築 「全体をひとつの空間に」

さて。
増田政一(ますだせいいち)の良さをじわじわ堪能できたところで、
この項の最後に

↓作家自身の別荘。(2004年)

リゾートnet HPより
建築家としての新たな試みに挑戦した伊東の週末ハウス 
別荘全体をひとつの空間に
http://www.resort-net.com/house/jj/resort/edit/taiken/041227_1.html

>「設計者として、それまでやりたくてもやってこなかったこと」。そのひとつが、
>浴室とトイレ以外はドアや引き戸をなくし、地階になる玄関からロフトまでを
>それぞれ吹抜けでつないで、全体をひとつの空間にすることだった。
>限られたスペースが広々と感じられると同時に、視線を遮るものが少ないので
>外への広がりも確保できる。木造でアールを多用することも、試みのひとつだった。


なるほどというか、見た中で、一番シンプルでわかりやすかった。
でも、週末だけの別荘だから、大胆にできるのかもしれない。

日常住む家だと、モノをごちゃごちゃ置かなきゃならないから、
こうはさっぱり、すっきりできないと思う。

渡辺篤史のこんな家に住みたい」講談社1998年刊(p.116)
http://blogs.yahoo.co.jp/zennarumiti2004/14429365.html
↑この記事の住宅M邸にも、彼のやりたいことが表れていると思う。
感覚が似てる。当たり前だけど。

この住宅ではたぶんやりたいことができたんだろうな、それ以後あんまり
という感じだったのかな? (勝手なこと言ってます(^^;)


最近の作品はご本人のHPにあるけど、あまりよくわからないのもある。
写真がもう少しあるとなあ。(んー、また勝手なこと言ってますが(ー◇ー;)
庭やテラスのとりこみ方が、素敵だなあと思うのが結構あった。


(終)