「モダンリビング」 の記憶 松居一代さん 宮脇檀さん

いろんなブログがあって、昨日まであちこち飛んでいた。
パソコンスキルのない私は、どうやって、あんなののっけるの?
と不思議に思うことばかりだ。(ぼちぼちです(笑)
イルミネーションの写真が私的には一番気に入ったんだけど、その中で
どれがいいかとなると、選べないんだ。

大好きな恵比寿ガーデンプレイス。・・・によく似た札幌のガーデン・カフェ。
恵比寿ガーデンプレイスでは、お金がなくてパン屋さんしか入らない。
わりに安いから。というか、パンは好き。
お茶するのもそこで。

品川のあるホテルがまだ建築中だった頃、
その建物の室内は、それほど広くないのに窓が大きくてシンプルだった。
居心地のいい空間になりそうな家具配置。
部屋っていうのは、広さだけじゃないんだなと思った。
ちょい価格高めのエグゼクティブ専用。
とにかく窓の大きさが開放感。

収納だと、近藤典子さんが浮かんでくるけど、お掃除だと松居一代さん???
松居一代さんが昔のご主人と暮らしていた部屋のスッキリぶりに驚いたことがある。
「モダンリビング」がまだ宮脇檀さんがご健在な頃、室内写真が何枚も掲載してあった。
当時お子さんは6歳くらい。
使ったおもちゃをきちんと自分で、もとにあったところに戻す几帳面さ。
彼はアトピーで苦労したのだ。親子してお掃除、整理整頓好きになっても
あたりまえなんである。

松居さんは、スーツも自分で手洗い、布団もお風呂場で洗うと
言っていたし、クリーニングに出すことは、使用される薬品が、
肌によくないのでしないとか。

ジャブジャブ、美貌の女優さんが洗うのだ。(エライなあ)
台所の棚は余裕をたっぷり残して、食器を入れてあった。
取り出しやすさのために、スペースを残しておくという。

松居さんは、お客さんにはお手伝いをしてもらうそうで、
お客さんが扉を開けても、どこに何があるかすぐにわかるように、
すべて見渡せるように並べておくのだとか。

インテリア・コーディネーターは中村桂子さんだった。
(我ながらよく覚えてるなァ)

この間、今のご主人との家をTVで映していたが、イメージは同じだった。
ロマンティックな淡い優しいトーンの掃除の行き届いたピカピカの部屋。

松居さんのインテリアは、参考にしたくってもできなかったけど、
いつまでも印象に残っているのは、ウォーク・イン・クローゼットと玄関の収納。
この間も、あの頃とかわらない一個一個を大切にしまう収納がそこにあった。
ちらりと見たリビング。
「キレイな部屋だな~~」と思った。
以前のマンションより、ずっと光が感じられるお部屋だった。(一軒家だった?)

昔の松居一代さんの室内が載った「モダンリビング」を探していたら、
おお!!


・「宮脇檀の住宅1964-2000」(TOTO出版)が出てきた。


ギャラリー・「間(ま)」で6年前買っていた。
1998年、62歳で亡くなったとある。若すぎる死だと思う。

松川ボックス、ブルーボックスハウス、PLAZA HOUSE、塔の家など。
塔の家がいいなあ♪ 
本人も当時の理想の家だと言っている。

文字じゃ伝わらないですね。(_ _;)