もう一つの日本観光「オタク・アニメ・ツアー」20万円なり

茂木健一郎 NHK「プロフェッショナル」を見ようとしたんですが、
なんとなく、その気になれず、

ガイアの夜明け 外国人観光客が殺到…意外なニッポンの名所とは?テレビ東京22:00より

を見ていた。
海外からの旅行者たちの、「もう一つの日本観光」レポートである。
題して

「オタク・アニメ・ツアー」

料金は20万円ナリ。
ルワンダのゴリラ・ツアーの2倍くらいの価格だ。どうでもいいけど)

海外で、一年に日本の漫画の売り上げは3200億円もあるのである。ス、スゴイ!!
(;^o^)

知人の知人の外国人が、しばらく住んでいたホテルには、北欧から来た
オタク(男女混合)ばかりらしいよと聞いていて、驚いたのは一年前のことだ。

目的は「アキハバラ~」と聞いた。あと、三鷹ジブリ美術館


そのイメージが、イマイチつかめずに一年経ってしまったが、
その具体的なナカミが、今日わかったような気がした。
秋葉原で、何をするんだろう?」と思っていたのだ。
ガイジンさんのお買い物は、ニュースでよく見たことがあったけど。

おっと!! 

中野のブロードウェイが映っている!!
しばらく行っていない。
中野は、以前、激安店で食品のまとめ買いをしていた。
電車で行っても安い。ただし、すぐ店が変わったりしてしまう。
美味しいラーメン屋さんもある。
友達が住んでいたので、中野はよく行った。

中野ブロードウエイには、昔の知事も住んでいたんじゃなかったかな?
不思議な界隈で、占いをやる鞄屋さんがあったっけ、もうかなり昔の話だ。
今も釜飯屋さんはあるのかな?

さて。
まんだらけ」で、嬉しそうに漫画に目を輝かす美形外人。

「信じられない!! ここは漫画の殿堂だ!!」

中野はオタクが結構歩いていたが、今はガイジンのオタクが歩いているのか~(^^;
フィギュアとかだろうか? ガンダム? ちがうみたいだが、
箱をいくつも手にして、レジに向かうガイジンさんたち。

昔、時々中野で、筋肉少女帯だっけ? 大槻ケンヂを見ることができた。
わりと、普通に有名人が歩いていた。
井の頭公園で、まことちゃんの梅図センセイをよく見ると、公園の近くに住む友達が
言ってたけど、私は吉祥寺の伊勢丹のお寿司屋さんの前で彼を見かけたことがあります。(笑)

サブカル、アニメの沿線だなあ、中央線て。

「中央線の新宿から吉祥寺までは、インドなのです」

そう言ってた知人もいたっけ。
彼女が貸してくれた本はおもしろかったなー。

「中央線の呪い」三善里沙子著 扶桑社刊

という本ですが、読んだことがありますか?

オススメです!!
手許にないから詳細省くけど、文庫で出ていたと思う。


さて、あまりの懐かしさに、話が「ナカノ萌え~」とズレてしまった。
お次は別の日。

秋葉原です。


目指すはメイド・カフェ。

「ご主人様、お帰りなさいませ~?」

数人のメイド服の女の子たちが、ガイジンさんたちをお迎え。

パスタを「マゼマゼ~」の呪文で、可愛いメイドさんにかき混ぜて
もらえる。密着したおもてなし♪

おーや不思議!!
パスタはこれで、ぐっと美味しくなっちゃうんだな♪

(んなワケないだろっ!!)ワタシの無言の突っ込みです


みんなウサギちゃんかネコちゃんになって、両手のお耳で遊ぶ。
アキバ系の遊びらしいけど、幼稚園でやる幼児のお遊戯みたいなゲームを
メイドさんと一緒にやってる。

「いいおとなが、なにやってんの!?」

とは誰も言わない街だ。(^^)

「メイド・カフェのような楽しいところは、わたしの国にはないわ!」

とガイジン女性。まさに

「萌え~~」


お次は夕食。
「マゼマゼ~」したお好み焼きを、ハート型に焼いて、

「イタダキマ~ス!」

「“らんま”の漫画で見たことのあるピザのような日本の食べ物」
お好み焼き”に、観光客はひどく満足そうだ。

「こんな美味しいもの食べたことがないよ」


ホントかい?

あー、なんかすごく20万て高い気がする。
でも、旅行者は、この価格で満足なんだそうだ。


でも、これ見て、なにかが胸に響いた。

韓国のイ・ビョンホンに夢中な日本の奥様もいれば、
日本のオタク文化にはまった海外の若者もいる。
いいことだなあ。チャンポンメンみたいで。

このまま、世界が一つに向かえばいいのに。

(終り)