お見合い140回目? 紳士たちのお見合いドキュメント(2)

続きです。

建築家Iさん。73歳。
最初から見ていないんで、事情がわかりませんが、
ナオ,ちゃんという気の合う相手とどうやらバイバイしたようです。

「四人でハイキングに行った帰りに、飲んで、喧嘩になっっちゃった」

飲んでいるうちに、ナオちゃんとの間に
価値観の違いがあることがわかってきたことが原因のようです。

「男女の行為を忌み嫌うものが、彼女の中に本質的にあるんだ」

ちょっとそれからの言葉をど忘れしたのですが、
「りっしんべん」がどうとか言ってたような? りっしんべん?

性・・・かな?

そうそう、思い出した! Iさんはこう言ってたのです。

「愛の中にりっしんべんのものがないと、愛とは呼べない」

そうご自分のご自宅?でインタビューに答えてらしたのですが。
「ナオちゃんはねぇ・・・」
お相手を「ナオちゃん」と呼んでも、ぜんぜんオッケーな若々しさ。
ナオちゃんも知的な女性だったんだろうなと、想像できる。
まぁ、相性は、合う合わないがあるから、仕方ないよね。

しかし。
素敵なインテリアだったように思う。椅子をよーく見ておくべきだった。
あの家でくつろげるなら、りっしんべんくらいなんだ!(笑)
りっしんべんは、アタシも基本的に嫌いですが(ー ー)本質的には嫌いではないので(≧▽≦)どうってことないぞ~

閑話休題(;ー ーゞ


Iさんは、間違いなく活力がある。
ナオちゃんとの別れにめげず、140回目のお見合いに出かけたからである。

Jというお見合いパーティを主催する会社。90歳を越える人もやってくるそうです。

一人の女性と話せるのは5分。
大勢のパーティの会員の中で、マッチングした3組カップルが発表されました。

Iさんがその中に入っていた。

Iさんは気に入った女性と、みごと両想い。
優しげな美人です。
りっしんべんを本質的に嫌う人でないことをお祈りしています。

彼女が言う。「(Iさんは年齢を感じない、穏やかで知的な方です」

Iさんは、新しいお相手とのおつきあいの始まりです。
しかし、お見合い140回ってホント?
理想のお相手が見つかるまで続けるのかな?

まるで真面目に生きようとしてるカザノヴァみたいだ



ここまで見ていて思ったのは、結局、
女性は結局、年を取っても、
美人は得
だということである。
もちろん、美人というだけではなく、
いろいろ外的に標準装備されていなくてはならない条件もあるだろうけど(笑)

最後に

出演男たちの“愛”についての、現在の本音である。

Mさん「愛を育てたいですね」


Iさん「かっこよく言えば、愛に飢えているということですかね」


うーん「愛に飢えている」ってかっこいいかな?
「孤独で寂しい」も言う人によって、印象は違うけれど・・・。

とにかく

本能的なものが、男女を通して(ときに同性どうしも?)、
人間が一人では生きていけないことを教えてくれるんで。
欲望であろうと、心の渇きであろうと、真摯に孤独と向き合う人を、
とりあえずは、私は尊敬してしまいます。


ここで言ってることは、身体が健康であればこその孤独や寂しさに、限定なんですが。(^^;)

(終)