(仮題)光熱費四千万さえクリアできれば、という問題だけではないけれど

NHK教育 ETV特集 「地域の医療を守るのは誰か~夕張・医療再生二年目の課題」6/1放送


夕張のことは聞いてたけど、医療のことはぜんぜん知らなくて、放送をざっと見たが、目から鱗というよりは、お役所の怠慢が印象に残っただけだった。
記事にするには、ワタシの理解が進まなくて・・かみ砕けないんです。
自分が理解できたら、ぼつぼつ文にしていこうと思いましたが・・。
タブン、そうなると書かないと思うのよ。
それでも、これは、社会に影響与える町の話題だと思うので、
また、まだ経過中のことゆえに、また一年後どうなっているんだろうとも思うので、
やる気がでないけど(笑)記事にしておこうかと。


夕張市立総合病院が赤字崩壊した原因は、「社会的入院」が多かったことだという。病院で治療の必要のない老人の入院を受け入れていたのだ。
入院患者が多いほど、赤字なのだ。

村上智彦医師

いつものように訪問診療して、患者さんを看ることが一年続いている。
夕張市の地域医療が崩壊した。

2006年夏、再生への取り組みが始まった。

夕張市総合病院の経営の構造上の問題点の改善として
①病院の規模を小さくする
社会的入院を少なくする
③民間に委ねる(公設民営)
の三点をあげて、村上医師は、
ベッド数を170から19に減らし、小さな「診療所」として、スタートさせた。

村上さんが、驚いたのは、安易に救急車を呼ぶことだ。
お酒に酔ったというだけで救急車を呼ぶのだ。
夕張市の救急車が利用回数900回。
これは同規模の町の三倍だという。

こうしたことも含め、彼は住人の意識を変えなければと思った。
彼は介護老人保健施設をつくった。
病気が癒えた人のリハビリ施設など、自宅で生活できるよう支援する場所だ。

村上さんは言う。
「破綻しないとわからなかった。(破綻して)とてもよかったと思う。
これからは自分たちでやらねばと気づいてゆくだろう。(中略)」ここはテストケースだ」

後に、村上さんに共感する30代医師が二人加わった。
永森医師と田谷医師である。


続く