自分を振り返る糧として インターネット世代の社会的な事件雑感

不細工は不幸だと考える、怒りっぽい、窓ガラスを割ったりする少年だった・・・

うーん、自分のなかに鬱屈するものを抱えていた高校時代、これは私もそうだったんだけど、
アキバ事件のKの子供時代のことを通して、
自分を振り返ってみようと思ったけれど、

私には、友達がいない時期っていうのがない。
これは女性だからだろうか。

彼氏ができないことを悩んだりすることもなかった。

そういうこと以前に、悩みがあったから、恋なんて自分からしたいとなんて思わなかったし、
恋は・・・自然に訪れていた。

私の場合、王子様が現れても、私が孤独感が消えずに、むしろ
恋人がいて、優しくされて、愛してくれればくれるほど、
反面孤独を感じてしまい、その愛から逃げてしまう自分がいた。

こういう心境って、なかなか理解してくれる人はいないだろうな・・・。

さて。

そして、

自分というものをKほど、限定して見たことがない私は、
自分には、可能性はいつでもあると思っていた。
ノーテンキだったので、救われたところがあるのだ。(笑)

けれど、

親が憎くて、殺意が湧いたことがあった私は、世代が違っても、
こうした親を憎む人間たちの残念な行為を、他人事として無視できない。

サカキバラセイトやバスジャック犯人とおなじ年なんだとTVで言っていた。

バスジャック犯人は、ネオ麦茶という名前で、某巨大掲示板に書き込んでいた。
キャット・キラーという名前だと放送では言っていたけど、私は前者の名を雑誌で読んだことがある。

その巨大掲示板が知られ出した事件でもあった。

ネットはどこまで犯罪に影響していたんだろうか。

言葉というものが、書けば書くほど、内面に刻印されてゆくのは確かで、
だとすれば、負の言葉を書き連ねれば、そういう方向にひたすら片寄ってゆくのではないか。

「殺したい」


カップルを見ると殺意が湧き、
男女の洗濯物を見ては燃やしたいと思い、
その内面を、掲示板に書き込むK。

若者は、インターネットの書き込みが、
とても重要なものと捉えている。

とりあえず普通の青春送っていれば、オッケーなんではないかと思うけど、

他人に対して、憎しみや妬みや孤独感が強すぎると、書き込みは危険なのかもと思う。

まだまだKのことは、よくわからないけど、

同時に、

ネットの影響が犯罪行為にどこまでかかわってくるんだろうということも
微妙にまだはっきりしないように思う。

ただ、

ネットが、すべて悪いんだ!

という一方的な結論に、断定的にならないようにしてほしいな。

訳知り顔でコメントする、あまり頭が良さそうでない視野の狭い人物も、TVには多く出てる。

他人に迎合するのでなく、

自分の頭で考えて、自分を表現してゆくことが、とても大切なことだと思う。

自分を見失わないために。

なかなかオリジナルな意見なんて、うまくまとめるエネルギー、
ブログに注げんけど(笑)