マンション売る人、買う人 それぞれの事情

200年住宅構想ってのがあるんですね。
北区の200年住宅、単なるコンクリート打ちっ放し、モダンな分譲マンション。でも、丈夫らしい。
コンクリートにピアノ線束ねたものを入れてあって、圧縮かけてあるので、ひびわれないのだそうです。

今日というか昨日の日付になりますが、

ガイアの夜明け 「マンション激変 」

を観たんですが、最近バタバタ、マンション開発会社が倒産しているらしい。
購入者が買ってすぐ、開発会社がつぶれたりして、二年前のマンション・ブームがいまや逆風だそうです。

値引きするマンションも増え、売る方は、今が買い時ですよと、
とにかく飽き室を無くしたい・・・ということのようです。

開発会社の生き残りがかかっているからです。
在庫一万戸はすごい。売れない時代に入り、モデル・ルームも人が来ません。

開発会社アンビシャスの場合。
社長Aさんが言うには
「一部の富裕層のためでなく、家を持ったことのない人のために家をつくりたい」

うんうん。

この会社は天井高2m60cm、床はウォールナット、本物志向だというこだわりぶりですが、
サラリーマンに手の届く価格でというこの高根台のマンションを見てると、良心的な会社みたいです。
一応、倒産の多い同業者の中で、勝ち残ってる会社だ。

でも、

新宿まで30分という駅近物件が売れ残ってるのはなぜ?

その物件は、東京日野市にある。
フォレストレジデンス百草園(苑だったかな。とりあえず園で)
80戸のうち20戸が空いている。
価格は60㎡で庭付き4120万円なり。
日野市にしては、高価格のようです。

課長のKさんは社長とともに会社をひっぱってゆく人。
一年で鉄が60%値上がりなど、資源高でマンション建設費が高くつくことが、より苦戦を強いられる原因のようです。

この百草園のライバル物件の会社が倒産しました。

価格設定を安くしたのが、原因らしい。
アンビシャスの課長Kさんは
「飽き室はすでに住んでいる住人さんにとっても(イメージが?)よくないので、はやく住人を入れたいです」
挨拶の仕方から練習して、一軒一軒まわって営業します。

お客さんが来た。

三人お子さんのいる五人家族。社宅を出る予定でマンションを探している家族。

一つは収納の少なさ、もう一つの部屋は価格面で不満のよう。

「四〇〇〇万円台なら、23区でも、数年後に出てくるかもしれない」
どうやら、投資物件として考えた場合を頭に入れているようです。

結局、

家電量販店に勤めるサラリーマンの新婚夫婦が、
購入するまでを放送していたんですが、
ホント、一戸売るまで大変なんですね。

売れたとき、Kさん嬉しそうだった。

マンションは売れないので、賃貸にしている物件も増えてきたそうです。


投資家相手に、中古物件を買って付加価値付けて売る。
「中古を10億で買い、1億以上かけてバリューアップさせて、15億で売却するのです」
とは、不動産再生事業の会社トーセイ社長Yさんの言。

Yさんの客は投資家です。

Yさんの仕事は、
ワタシがこういう仕事を若ければやりたいと思うようなお仕事です。

彼の仕事は中古マンションのバリューアップ。

中古マンションを、賃貸マンションにする、しかも家賃を高めに設定したい。

そのために、環境をよくして、付加価値をつける。
①無料の会議スペースを設けた。
②屋上に560㎡の住人専用の公園を設けた。
都市を一望できる。たしかオフィス用賃貸か住居兼用かだと思ったけど、
ほっとくつろげる場所があるというのは価値があると思う。都会のオアシス。
13坪くらいで17万以上は高いか安いか、
場所をど忘れしたけど。

外国人投資家が日本から立ち去ったのですね。
さぶぷらいむなんちゃらで。・・・ハゲシクわからんです。(笑)

そのサブプライムの影響がないシンガポール、ホンコンの投資家が増えてるらしいとかなんとか言ってました・・・。

今後の最大一千億もの投資予定があるそうですが、
よりよいライバル物件も出てくるので、彼のバリューアップ物件の家賃も高くなってきそうです。

売れないマンション、賃貸も高くなったら、借りる人も減るでしょ~。
より魅力的な付加価値を考えるしかないかもですね。
やはり、借りる人、買う人目線で、仕事してもらいたいものです。

なんか、まとまらない内容の放送だった。そういう時代なんでしょうね。

住み方、買い方も多様化してきたということですねと。
ナレーターは価値観の多様化でまとめてました。



売り方、貸し方も多様化してきて、一階が保育園の期間限定賃貸マンションもあったです。

(終わり)