不幸は、時に自分でかけた「呪い」かも?

人生相談テープネタ(4)を書くつもりでいたけど、ドキュメンタリーのことも書きたいしなあ。
綺麗な若い女の子の航空自衛官の話(フジテレビ「ザ・ノンフィクション」)や、

バングラデッシュのダッカの旬な話題、
お題は「沸騰都市③奇跡を呼ぶ融資」
世界最大のNGO“BRAC”ブラックの話。

二つともおもしろかった~~

しっかり味わってしまったのです。

メモがたまっています。(笑)
未来に向かって、生きる希望も意欲もなかった人々が、
NGOブラックの融資によって、がんばればがんばった分、
見返りが必ずある現実を味わい、未来に希望を見い出し、
より今以上の暮らしを得ようと努力を続けるのだ。
こちらまで嬉しくなってきてしまう。

まぁ・・・・

書かないかもですが、結構ガツンと来ましたあ~(^^;)
日本は、私は何をしてるんだ、みたいな。

日本人の多くは希望が見えない人が多い。
これって、病んでるという事かな?

(タメイキ)


ネガティブな人が周囲にいると、私などは、意志が弱いので伝染しやすいですが。
ていうか、しやすかった。過去・・・。

ネガティブな人でもいろいろな人がいると思うけど、頭の中で
声が聴こえたり(0∇0;)きゃー、

本人と関係ない出来事に対して、
独自のほとんど妄想でしょ的な解釈をして、
事実だと言い張ったりするまでいってしまう人。

限度超すとやっかい。


会ったこともない芸能人と自分は結婚する運命だとか、闇の中でポジティブ?なら、笑いはあるけれども。(ン?)
ストーカーやったら最悪だけどね。

自分が不運で不幸な理由を、細かく緻密に分析しようとする人はいる。

私も結構それに近かった、昔は。

だって、やるだけやって、うまくいかないことが続くのって、一種の呪いでしょー?(なんちゃって)

ハレとケがあるとか、落ち着いて考える気持ちの余裕なかったし、
親鸞老子ニーチェなんでもいいんですが、
そういうので達観するとかできるほど、自照もしきれなかったし。

ワタシ、わりに生まれつきポジティブでしたもん、

いくつか、「アレレ?」な事が続けば、首を傾げるよ。

特に人との出会いについては、感情の行き違いではない、
不思議に続く、おかしな出来事というものがあったなあと思う・・・・。
悪いことだけじゃない。いいことも含む。
だから、一言では言えなくなってしまうのだ。

こういうのって、

深く入り組んでいたワタシの場合、

答えを出すのに、年月がかかったように思う。


最近、霊感とかあるように見えない友人が、

「実家のお墓を守れ」と
メッセージ受けたような気がする夢を見たそうだ。
冷たい夫と離婚しようと考えていたが、それとは別に価値観が変わってしまったそうだ。

直感なんだろうな。

自分勝手に育ったような人(本人の弁)だが、
そんなふうに背後は、人間に働きかけるのかと思った。
仲の悪い実の母親に、夢を見た後に、久々に電話したそうだ。

彼女の母親はたった一人で、広い家で孤独だった。

彼女は跡取り娘の縛りに耐えられず、母親を切っていた。
(連絡はしていたけれど)

さて。

良い「アレレ?」なことと、悪い「アレレ?」があるよね。

そこのちがいって、どこにあるかというと、

良い方は、事象に対して、本人が頭を下げるような謙虚さが根底にあるんじゃないだろうか。

悪い「アレレ?」の方は、関わる人間は傲慢だったりする。
あるいは、アレレ?なことの背後に蠢くものは、他者の念だったりする。
これも、邪気のあるもの、ないもの様々だったりして・・・。
見えない世界の影響を受けるなら、できれば、できるだけ良い階層からのものを欲しているワタシなのだった(笑)

いわゆる「呪い」もこのてのものなんだろうけど、
“君子危うきに近寄らず”とは、よく言ったものです。

危うきに近寄らなければ、君子なんだろうな・・・そう思います。(苦笑)

でも。


人間て、なんだか、

自分の人生を、自分自身で縛って、呪いを自らにかけている人が多いんじゃないかなあとも思ったりします。


あの人を私の思い通りにコントロールしたい。

あの人が、私を理解してくれないから、こっちだって、こうするんじゃない。

先に浮気したのはあの人、お互い様よ、私は悪くないわ。私をこんなにした、あの人が許せない。

・・・・・他にもいろいろありますが、古い人生相談のテープ聴いていて、
よく見受けられた、女性の側の自縛したような精神状態をなんとなく挙げてみたです。

男性にも、自分を騙して、自分の感情にカバーかけてる、自分の心見てない人が結構いました。

カウンセラーはみごとにそれらに直接触れず、優しくなだめたり、
あるいは毅然と本音ズバッとだったりして相談者を導いて行くんだけど、
悩みっていうのは、同じように見えることが、
実は一つ一つちがっていて、
価値観てのが、ホント人の数だけあるんだなと思ったなあ~

アンナ・カレーニナ」の冒頭でトルストイは、

幸福は似通っているが、不幸はなんちゃらと言っていませんでしたか?

本がないので、わからんけど(苦笑)確か、不幸は人の数だけ
あるっつーか、不幸は人それぞれ個別にちがうって内容だった記憶が。

あてになりませんが。(^^;)

興味ある向きは立ち読みで。

美女の精神錯乱・・・現実だったら、美女といえども、無関係につらいだろなあ・・・。

グロテスクきわまりない題材でも、文学によって、
比類なき美しいヒロインにまで昇華させられてしまうのです。

私は絶世の美女インペリアなんかが、興味あるなー。
イタリアの実在したらしい娼婦ですが、
歴史か何かの本でチラッと読んだことがあるだけです。
創作でなく、実際ににドラマティックな生き方をした、
娼婦でありながら、
純粋な恋がかなわなくて、自殺してしまう女。

崇拝者に囲まれ、裕福で、教養もあり
(当時の娼婦は教養があるように見せることは必須らしい)
美貌の盛りの30歳で。

けれども、そこが、インペリアの魅力だったのでしょうね。

彼女が生んだ娘たちは、父親がちがうんですが、
父親の地位によって、それぞれの人生が、天と地ほどにちがう、
そうした男性の地位によって、女性の幸不幸が設定づけられてしまう、
超男性中心の時代にあって、自分の意志をしっかり持ったインペリアは希有な女性の一人です。

今でいう負け犬的な境遇に押しつぶされての自殺でなく、
形而上的な理由による自殺というか。

で。

人生相談のテープ、聴き終えたら、いくつか残して破棄しようと思っています。
大掃除月間でございます(^^♪

(終わり)