偶然

昨夜は涼しかったのに、今日は暑い一日だった。

ベーグルを買いに、いつもの駅ビル地下のベーグル屋さんに行く。

ていうか。


習い事の日だから、贅沢な気持ちになるのだ。
文化的な気分つーか(笑)

いろいろ衝動買いするのは、こんな時(苦笑)。


ちょっと、コーヒーブレイクしたくなって、
入ったカフェの窓から外を見つつ、ふと思った。

この辺りに、知人のスナックがなかったっけ・・・


と、
外に出て、地図を開いて、複雑な路地をうろついていたら、

偶然、聞いていた店名の看板が目に入ってきた。

おおっ!


ドキドキしながら、階段を上がった。

「いらっしゃいませ~♪」


階段を上ると、すぐカウンターになっていて、
数名の男性客がいた。

知人に理由を話し、あらためて、またくるねと言ってそこを出た。

去年まで、お孫さんの手袋を編んでいた人が、
子ども夫婦と同居して、孫の世話をこれからしてゆくだけよと
言ってた女性が、

シックな茶系のフリルのパンツスーツに身を包み、
すてきな笑みを浮かべていた。

ギャラリーや喫茶店を始めた人は知り合いに数人。
いずれも、見習いたい生き方の女性ばかりだけど、

スナック経営者という生き方は・・・
なんだかスゴイと思ってしまいます。

もちろん、これまでに、いろいろ苦労してこられた方です。
若くして浮気されて離婚、夫は愛人と結婚。

女一人で子育て、ご両親のお世話・・・

それにしても・・・

女性って思いきると、凄い一面が出てくる時があると思う。

日常のことなら、いくらでもネタは尽きないのよね本当は・・・。

んで。

書いてみた。

都会は、実は、不可思議な人間模様に溢れているのですが、
つかみきれないのです・・・。


書いていても、謎が深まる時があって・・・。

なぜ謎かは、書けないことがあって・・・
そういうことが創作のエキスになるのかなと

人生が空しく思える十代の頃から、
ワタシが助けてもらったのは、こういう謎のおかげなのだと、

ふと感じるんであるが・・・。


どう思う?