廃墟にリノベーションして、入居率98%物件ヘ

最近、TVを観ていて、トンデモ物件にもかかわらず
入居率98%だというマンションがあるという話題を知った。

と書くと、それらしい出だしになるのだが、
実はそういうマンションがあることは知っていた。

今や賃貸物件は過剰で、余っている上、
少しでも条件をよくしないと、住んでもらえなくなっているようである。

レトロブームで古い物件に人気があるとはいっても、
借り手が望むのは、単に古いというだけでなく、
古いけれど、住む上では住みやすい設備が
標準装備している物件なのである。
超レトロ空間と新品のコラボが理想であろう。
茅葺き屋根に囲炉裏だが、
トイレはウォシュレットで畳は新しいとか。
あるのかな、そんなん。あるらしいけど。

ここでいう入居率98%のトンデモ物件というのは、
古さを生かしたリノベ物件でもないし、
人気エリアに建つ駅近築浅、充実設備の格安人気物件などのような
誰にでもわかる人気物件の条件を満たしている物件ではない。

「99%の人が嫌がる物件」

であるということらしい。
そして、家賃も割高である。

ミサイルが撃ち込まれた状態だったり、銃弾があちこち食い込んでいたり、
うす汚れた外観、廃墟に見える、
道行く人は眉をひそめて当然のこのマンション、
実際は企画された「テーマパークマンション」なのだ。
住んでいるのは、こういった企画マンションを面白がれる人々。
中は、それぞれ個性的なテーマで改装されている。
その中の一つで、まことちゃんの部屋というのがあるが、
梅津先生の手になるイラストのある部屋、
赤と白のストライプが生かされ?たインテリア。
・・・・・・うーん、悪趣味といってもいいくらいだ。
好きずきだろうけど。

内容は、いろいろ。途中から観たので、はっきり詳しく書けないのもあるが、
うまく表現できないというのも事実。
なんかね、金屏風だらけの部屋もあったような・・・・・・(記者会見席?笑)

こういった、99%の人が嫌う?マンションを企画して
中古マンションをリノベーションして
話題になっている社長さんが最近企画して、
社員のみなさんがが眉をひそめたリノベーション・テーマは

吉原炎上?マンション

社員の一人が
「見るのは面白いんだろうけど、住むとなったらどうなんですかね・・・・・・」
これを聞いた社長は「この企画はイケル!」と思ったそうだ。
どーなってんの?

でも、そこが成功の秘訣なのだろう。
さすが、目の付け所がちがうわ・・・・・・ってか?(笑)

100人のうち99人が嫌っても、
ただ一人の人に気に入ってもらえればいいという信念で
入居率のいいマンションへと改装を行う社長。

今、話題になってるらしい
・・・・・・しかし、そんなに珍しいかしらね?

大阪方面でウケた個性派リノベーション物件であるが、
関東人は、そういう物件は嫌がる傾向があるだろう、
とキャスターは言っていた。

だけれども、

実は、関東にもいろいろ奇妙で珍妙な物件はあるのですよね。
今回は取り上げないけど。

「東京の人は受け付けないんじゃないか」
そうとは限らないんだよなあ、これが・・・・・(^^)

(修正しました)