幸福学という学問てあるの?

人間の幸福とはなんであるか。
これに直接答えるような学問はありえないんじゃないか、
人間の幸福は、いつまでたっても
直接学問の対象になりえないものではないか、
みたいなことを湯川秀樹センセイは言われていたが、
これは50年以上前のこと。

調べていないけれど、現在はどうだろうか。
幸福学というものはあるんでしょうか。

恋愛がよく「ナントカカントカの恋愛学」
とかのタイトルで特集が雑誌で組まれるが、
当然、正式な「学問」ではない。

恋愛学もないように思うけど、
ほんとに

幸福学なんてあるんだろうか。
恋愛論や幸福論はある。

哲学という学問はある。

まあ、現実生活に役立ててるヒトなんて、
ほとんどいないだろうけど。

以下、知り合いだったヒトのことなんだけど。
少し、誰かと差をつけたくて、
「ちょっと俺ってみんなとちがうんだぜ」
と自己満足にひたりたくて、小難しい人生哲学にはまるヒトもいるのかもしれない。

だけど、苦悩している自分に答えが欲しくて
宗教がいやで、哲学に入るヒトも多いだろう。
知り合いはそういうヒトだった。

いつのまにか、解答を求めるつもりが、哲学の世界にどっぷり浸かり、
そこから抜け出られなくなり、
世間から隔離されたような考え方に至るヒトもいるだろう。
知り合いのように。

はじめは、自分が世間から「ノー」を言われ続ける
圧迫感、徒労感、無力感、脱力感から
逃げるように取りかかった、
「人生とはなにか?」
という問いへの道だったはずだった。

それが、
いつしか、夢中になり、
哲学の迷路に迷い込み、
自分を疑いながら、
日々、
厭世観にひたっていた。
自己愛というかナルシシズムというか、
自分で自己確認している所から見てるので、
変人ではあるが(笑)人柄は良い。

女性の好みは超個性的であった。

一般的な男性が好む若いおねーちゃんを好まないのは
いいことかもしれないが・・・・。
どうかな?(笑)
普通のおねーちゃんや社会人を好きになれた方が楽だと思う。

今もって、理想の女性は見つかっていないようだが。
詳しくは述べられないのが残念である。

フロイトについての本を読んでいると、
そのヒトのことを思い出す。
昔、私にフロイトについて
教えてくれたヒトだからだ。

まあ・・・・・
どうでもいいや(苦笑)

西原理恵子さんの半生を、
TVでドキュメンタリー・ドラマで観ていて
ふと、そのヒトのことを思い出したのだった。

さて。
幸福学というものは、
たぶん、ありえないのではないだろうか。

恋愛学というものもである。

社会学にくっつけてなら、成り立つんじゃないか?
恋愛社会学とかさ。(たぶんあるんじゃないの?)

なぜかは答えられないけど、
考えようとしても、煩雑になってきそうで
時間がもったいない。
ボーッとしてたほうがいいくらいだ。

恋愛論、幸福論は、
多くの作家、思想家が書いてきたはず。

現代の恋愛論、幸福論・・・・頭のいい哲学者や思想家に任せよう・・・・。

幸福についての学問化・・・・・できてるんでしょうか。
無知なもんで。(^^;ゞ

検索すればわかるって?
かもね。
でもしない。
自分でできるだけ、ブログじゃ限界はあるけど、考えてみたいからだ。
日本から見た場合と、世界から見た場合と違ったりすることもあるし・・・・。

恋愛テストがやたらあるが・・・・。
科学で恋愛感情に落ちる心理を分析したり、
心理テストで自分の気持ちがはっきりしたり、
確かに当たるし、言えてることが多いけど。

男女のことは、私は永遠にわからないと思っている。
今現在の事も含めて。

まず、自分がわからない。
自分では普通だと思っている。
だが、普通がわからない。
人間は、それぞれ個性があるから、
普通はヒトの数だけあることになる。
厳密に言えばだが。

トルストイ恋愛論を読んだことがある。
加藤諦三さんの恋愛について書かれたものや、
アランやショーペンハウアーやらの幸福論も読んだ。
雑誌の恋愛論の特集なども。

要は、
若い頃にはいろんな恋愛論にとびつくが、
手痛い失恋の一つくらいならともかく、
二つ三つと思い通りにいかない恋を経験すれば、
なんの慰めにもならないとわかれば、
世の中の仕組みも見えてきて、
合理的に科学的に恋愛を考えるようになると、
恋愛指南書や占い本を読んだり、
自分を知る集いや、講座に出たり、
自分磨きに頑張り出すのではないだろうか。
おっと、お見合いやパーティの参加も。

恋愛もお見合いも、女性の場合、
異性との出会いに必要なのはほぼ外見。
恋愛論なんて役立たない。
相手に感じの良い印象を与える会話ができるか、
それも重要である。

男女の恋愛観の違い、
性の感じ方(精神もカラダも)の違い、
欲望の表現方法の違いとか、
女性雑誌でよく特集してるけど
ほとんど共感したことがない。
もちろん世代の違いもあるだろうけど、
昔も共感したことがないのだ。

イケメン俳優の体験話は「へー」って
興味深いんだけど、
別世界の出来事だと思いつつ読む。
お笑いのヒトの恋愛成功体験なんて、
ほとんど興味なかったな。
不細工がビジンをゲットしたという事で
誇れるという現実があるということは、
女性は所詮「顔」ってことなんだろうな、
とか思うだけ。
それが、不細工芸人の幸福なんだろう。

恋愛は個人的な世界のことであって、
三者には本来共有できない領域の事象である。
なのに、芸能人や世襲の芸能世界、
国技的なスポーツの世界などは、
三者の思惑が入り込む。
「ローマの恋人」
みたいな、好き同士でも、悲しい別れも起こり得る。
あれほど、綺麗ではないかもしれないけど。

幸福について、
よく知人と語り合うけど、
そういう日常に幸福感と安らぎを感じる。
目的地に、自分の足で行ける幸せ。
自分の言葉を受け止めてくれる友のいる幸せ。

こんな言葉にできない世界を学問にできるものだろうか。

ほとんどだらだら書いてみたけれど、
まとまらないなりに、
ぼちぼちこういったことを
考えてゆきたいと思っていたりする。