戦後の日本は、レイプされた処女?

マトリックス」1999年作

という映画については、
これまでバラバラには観ていたけれど、
まとまって物語が頭に入ってない。

キアヌ・リーブス

が頼りない感じで、
好きな俳優ではなかったからか、

ケイト=アン・モス

妖艶な役柄なら
ぴったりの女優さんなのに、
ボーイッシュな髪型、モノトーンの服。
せっかくの美貌が・・・・
まあ、だからいいのかな。

TV以来、2度目の鑑賞である。300円台で購入。

このシリーズは何番まであるのか。
1すらたった一度観たくらいでは、
理解するのが難しそうである。

こういったSFファンタジー否、
サイバーパンク物にありがちな
・・・というより、
記憶や夢や潜在意識などを用いた話は
夢と現実の境目がわかりにくいす。
バニラスカイ」がそうだった。

こういう映画は、
エンターティンメントではないように思う。
まるで宗教映画だ。
メッセージがきちんとある。
「精神の革命」映画と言えるかも。

だが、要注意だ。
アメリカの政府など上部が
こういうのを作れといったのかも。
体制に支配され闘う話を作るよう、
体制側が命じることがあるという内容の
文を読んだ事がある。

映画というエンターティンメントに描かれてしまえば、
現実にそういうことが起きているとしても、
大衆は作り物の映画ですでに知っているから、
自分たちがスポイルされている現実に対して
鈍くなっているという訳である。

思考停止で、大衆はそれ以上追求しなくなる。
それが敵?の狙いである。

UFOや宇宙人についても、実は
アメリカ政府は宇宙人と会っていて、
大衆に教育する意味で
映画を作らせていたという話もある。

マトリックス」の中では、人間が培養されて、
バーチャルな現実を本物だと思いこまされているのだが、
いまや
本当にバーチャルな世界が
リアリティーの表情で
日々の中に染み込みつつある。
まさか、バーチャルが本物だとか言わないよね?
(;´o`)

この映画で、私はどう教育されればいいのだろうか。
本当に現実は夢で、

「現実は本当の人生ではない」

というメッセージ?(ーー;)

いきなり世界は偽物で、自分が発電機だと知らされたら、ちょっと空しいよな~
救世主というのも、他人から知らされるというのが、またそれで追われるハメになるというのも大きな疑問が。

2以降を知らないので(観てはいるが)違和感があったらお許しを。

かなり疑問だらけの内容の映画だけど、
続編で答えは出ているんだろうか?
ゲームと考えれば話は早いけど、ネ!
(^。-)☆


話は変わりますが、確か

戦後の日本をアメリカは非力にしようとしたんだった。

竹ヤリの訓練でアメリカ軍に勝てると
本気で信じていた日本国民の一念を
アメリカは恐れていたかもしれない。

日本を二度と戦争のできない国にしようとしたのも、
そういうことかもしれない。

アゲアゲのフリフリ、レース、リボン
お姫様ファッションは、
歴史への反発として生まれたんじゃないだろうか。

戦後の日本は、レイプされ、
開き直った女のようであるということをいう人がいた。
岸田秀さんだ。

内容は忘れたが、そこから現在の日本と結びつけて勝手に考えてみた。

レイプ犯人であるアメリカは、
民主主義という新しいライフスタイルを
脱力感で一杯だった女の日本に与えた。
というか、押しつけた。

「世界にはいろんな男がいる。もっと遊べ。
そして、俺のために役立つ女になれ」
とでもいうように、
日本とつきあってきたのかもしれない・・・・。

だけど、
民主主義はうわべだけのもので、
結局、
日本には根付かなかったように思う。

いや。
一部根付いたのかもしれない。
だけど、
日本独自の歴史のほうが強かったというのか、
大不況が来て、初めてそういうことを見直す機会がやってきて、
変わらないものが多くあることを
あらためて感じるようになった。

今の
カワイイ♪メイクも
ゴスロリ
盛りヘアも

まだまだ残る、古い日本の歴史への反発のように感じる。
本当に主観的な意見なんだけど・・・・・

というか、
レイプされて開き直った日本の
潜在意識に抑圧された傷を
解放せよと言っているのが、
お姫様やアゲ嬢のファッションなのでは・・・・?

一方で、安定した普通の生き方を望む若者がいる。
こちらは業が浅いと思う(笑)

バブルで認識がおかしくなった世代の
欠落を補完するような生き方である。

ゴスロリ、アゲハ嬢な格好は、
ある意味、平和主義なのに
「勉強もやらずに何をおかしなことをやってるんだ!」
「もっとまともな格好をしなさい。おかしく思われるでしょ」
と言われるような格好である。

もともとキャバ嬢のおしゃれが
そういった流行を生み出したらしいが、

昔のヨーロッパでは、
ファッションの流行を生み出したのは
高級娼婦たちだった。
貴族の奥方たちは、こぞって
娼婦たちの真似をしたという。

キャバ嬢と高級娼婦は同じにはならないけれど、
おフランスなんぞでは、お水な世界が貧しい女達にとって、自由と豊かさへの入り口だったように、
今も
解放感と自由と優越感のニオイが
キャバ嬢にはするように思う。
貧しさからの解放でなく、お金もあるが、
日常と体制と過去の自分からの解放かなぁ?
個性は希薄だが、綺麗にしていたいという思いは
他者を楽しい気持ちにさせてあげたいという
協調性への表れであり、
社会性のある証明でもある。
ぶっちゃけお金だが・・・
(銀座の25歳、筆談ホステスさん、知ってますか?
スゴイ~★ナンバーワンでっせ~!)

たとえば、こういう話があった。
引きこもっていた少女が
生まれて初めて解放感を味わったのは
幼い頃あこがれたお姫様のドレスや髪型だった。
だが、親は「変な子ねぇ」と思うのだ。
でも、ちゃんと勤めてもいて、
引きこもりっこ子は、
お姫様的ライフスタイルを経て、
外界に出て行くきっかけを得たのだった。

大きな歴史への反発の物語は、
こういった個人的な物語をも多く生み出してゆく。
一見過激に見える変身事は、目先の解決にはとりあえず役立つ。
大きな意味のある小さな一歩だ。

結構、自分を知るという経過も、
スキャンダラスな出来事を通った方が
早いといえるのかもしれない。

さて。

大きな自由国にレイプされた旧弊な国は、やぶれかぶれになって
なにもかも、どんなことをも受け入れてきたかもしれない。

もはや、
もう自分は処女ではないのだから、
どんな男に抱かれようと同じだ、
こんな気持ちいいことをなぜ私は知らなかったんだろう、
もう昔には戻れないんだ、
楽しもう、もっと楽しむんだ・・・・・

こんな感じに戦後の日本は、
まるでレイプされた処女のようであるという
興味深い分析を、
岸田秀さんがしていた。

ものぐさ何とかの短編集だったと思う。
手元に本がないよ・・・・またか!!
もう、欲しい本がないない尽くし!

岸田さんの文思い出して、
今の流行であるアゲ嬢ファッションも
どういうものが根元にあるのかと
考えたくなった次第ですが。

花の命はみじかくて哀しきことのみ多かりき

命短し恋せよ乙女


という言い回しで表現される女性のイメージは
男社会がつくった負の女性観のように思う。
女性は男に媚びなくては生きていけなかった時代は、
男にとっても大変な時代だったと思う。

今や、
アゲ嬢のおかげで、女性も
エイジレスな時代が来つつある。

どんな意味のある自由も、
精神の解放も

行き過ぎると、
犯罪的な出来事が起きるものだが、

ファッションのように形式があるもの、
誰とでも共有できる要素のあるものは、
それぞれの新解釈も使って楽しめる。
これこそ

「革命」

ではないだろうかと思ったりして。

日本の革命は世界をひとつに・・・・しますかねえ!?

昔、政治にマドンナの時代とか、
タヌキ親父?な政治家たちが票を得るために
そういってた時代があったが、
何も変わらなかったね。

「革命」は民衆、大衆からの必然として生まれるもんである。
カワイイ&エイジレス革命の後は
反対者たちの粛正や、主な権力者に異議を唱える者はギロチンならぬ
全身若返りの刑が待っておるぞよ☆

不満、不穏分子はすべてアカスリ・泥パック刑場送りじゃ(笑)
岩盤浴リフレクソロジー刑もあるのだ。
日帰り温泉拘置所では、
美肌カウンセラーと
カラーセラピストと
マッサージ師が容疑者を監視するのだよ♪

最高刑は世界一美女になる終身刑
コラーゲン注射15年の刑など。

刑罰から解放されるには、肌年齢20裁若返りが条件なり。

,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,訂正しました&付記,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,


罪人→容疑者に訂正しました。
ついでに付け足し。
湾岸拘置所は、入浴が五日に一日なんですと★
容疑者であって、まだ罪人じゃないのに、
まるで刑の決まった人への扱いのような厳しさであるのだ。
こういうことってどうなの・・・・?
ふと思った。