社長さんたちの決断… 新たなストラテジーって?

最近観ていない

NHKスペシャル

でも、さっき観ていた。

セクシーなヒュー・ジャックマンをさしおいて(ーー;)
なんたること☆

(うるさいよ!)


社長たちがこの不況をどう乗り切るか、の特集…

終わりのほう途中から観ただけで
感動しかけた。
やはり、
あきらめてはいけない。
やれることはある。

というか、

あきらめることから見えてくる

ものがあるんだ、
ということではないだろうかと。
と番組を見ていて思った。

黒字だった頃、大規模工場を建てたのはつい二年前。
今や赤字。将来も見えない。

B社長は会社を売却した。
買った人はAさん。

Aさんはいくつかの会社を買収している人。
BさんはAさんに、従業員を一人も解雇しない(再雇用)ことを条件に出す。

土地や工場の建物以外、
とりたてて何もよいところがない会社。

だが、
この食品会社は原料にこだわりを持ってきた。
B社長はAさんにそのことをわかってもらいたい。

Aさんは60歳、
B社長は57歳。

番組では人生の生き甲斐の問題にもからめて
インタビューを構成しているようにも思えた。

Aさんの買収したもう一つの会社のC社長は65歳。

従業員100人、年商6億

黒字経営なのに、
跡継ぎがいないことで
売却を決意したようだ。

65歳はC社長にとって、
リタイアのきっかけとなった年齢。

B社長は

藤六食品

という煮豆や惣菜の会社、
C社長は

梅屋

というお菓子の会社。

番組の舞台は北海道。
札幌と旭川をめぐるM&Aをめぐる会社再建ドラマである。
(…たぶんネ…f^.^;

それぞれが事情があって、
自分の会社を手放したのだが、

私が見始めたのは梅屋の社長の語りからだった。

「60過ぎると決断に時間がかかります。
昔ならすぐ決断できたことが、今は一週間かかる」

これではもういけないと、
リタイアを決意。

買収した60歳のAさんが
「いや、60以前で(決断は)遅いですよ」
と苦笑い。

昔の日本なら
今の時代ほど決断しなきゃならないことは
きっと多くなかっただろうな。

ていうか、
ハンパではない不況が日本を襲っているのだ。
決断の時期を間違えれば、
大きな危機につながる。

生き残り策を考える役目をAさんは請け合った立場だ。


さて。

藤六食品はもはや
これまでのありかたでは生き残れない。

無駄な生産ラインをカットしたり、
工場経費を削減したり。
たとえば、安売りをやめて、
こだわりを全面に出すなどの売り方に変えたり、
土日の機械を止めたり。

従業員の意識も変えてゆかねばならない。

Aさんの言葉は厳しい現実を
従業員につきつけている。
なのに、不思議に何を言ってもトゲが感じられなかった。
物腰がやわらかというわけでもないのに。

頭がいいということなんだが…
見習うべき点は多いなあ。
ストレートに言えばカドが立つもんねえ…

不況の中。

今後も潰れる会社はどんどん出てくるだろう。

Aさんに見込まれた会社はまだマシな会社だろう。

B社長の会社のように、長年よいものを売ってきたことは
再建時に生かせる強みがある。

うまくいってる時であっても、大規模工場を建てればいいもんでもないんだなと思った。

将来何が起きるかは、誰にもわからないんだから。

さて。


藤六食品に20年仕入れてきた農家のスズキさんは、
この会社のために、良い原料を長年作ってきたが
売却によって縁を切られる危機が訪れた。

農家のこだわりの表示を表に出しても、
安売りの波に負け続けてきた藤六食品の煮豆。

ところが、である。

ラストに驚きの新発想が待っていた。

スズキさんの名前を全面に出した
とにかく目立つパッケージデザイン。
量が多く見える詰め方。

他に
袋でなくカップに詰め、
新しいイメージ戦略。

「煮豆という名前でなく、スイーツでいこう」


次にAさんは
買収した二社のコラボを考えた。

お菓子の梅屋と煮豆の藤六食品で
新しいスイーツを作ろうとしたのだ。

できたのが藤六食品の豆を挟んだ梅屋のどらやき


新聞で大々的に広告を出した。
売れたようである。

不況なれど、
意欲が感じられたり、
活気があるとこには
人間、魅力を覚えるからね~^^

むしろ、
売れるものが
本当の意味で売れるべきものが売れるという時代が
今からの時代ではないだろうか。

イメージやラベルだけでない、
そこに込められた思いは伝わるんであるよ♪

人間の創意工夫や、汗と涙と努力が新たな戦略を生み出すのだ、というのが結論

だということではないだろうか。

まっとうすぎるだろうか。
ようするに人間力だわな。
本当のカリスマってのも生まれてきそう。

政治の場合のカリスマは利権が絡んで
何十年後に自滅がお約束かも(^^;


民主党になってよかったことは、
与党が民主党になったことではなく
国民が圧迫から一歩外に逃れられたことであると私は思う。

まずはそれをおさえておきたい。

真の主役は

状況

だと思うぞ。

でもとりあえず、年金はいっぱいくださいネッ☆\(^o^)/


んで~

本来の日本のよき時代の名残が、
よき歴史の事実が、
中央でなく、
地方の都市には残っているなどを
NHKスペシャルとかで
これまで観てきたんだけど、

こういう時代になって、
過去の与党でギリギリ締め付けられた立場の人々が
自由な発想や可能性を夢見ることが
許されるようになるような気がして、嬉しいかも。

これからのNHKスペシャルも少しずつ変わるんだろうな。

確実に私もチェンジしてるよ。
世の中と無関係とも言えまへん。
人間は影響しあいながら生きてるんだからな☆

やりたいことを始めまくっている(笑)
もはやじっと我慢の時代じゃない。
我慢してたわけじゃないけどお~^^;

もともと好きなことをしてきた。
そういう意味ではラッキーであったが。

だからこそ、自分てこれでいいのか、
どうすべきなのかと疑問を抱いてきたのだよね。

これでいいと思ったな…

だけど、
勤勉さを、
他人への気配りを、
柔軟さを、
なんとか持ちたいので
(てことは、現在持ってないって事でんねん☆)

好きなことしてるほうが気持ちがいいので、
他者に伸びやかに接することができるんだよね♪

というわけで、
ラストは記事の本文と関連のない内容となったっす♪

いつものことだが。

わっはっは☆


日付でいけば、昨日は本当にいいお天気でありました。

彼岸

新月の祈りはマジ効果があったっす。
やってみるべし☆


おしまい☆

よい休日を!