人生の主役 (&お魚背負ったスヌーピーとやわらか戦車)

イメージ 1

宝物を紹介します。

コンビニでペットボトルのドリンクの首に
お魚背負ったスヌーピーのストラップがオマケで付いてた。

欲しくなってお買い上げ♪
もう一つ欲しいなーと思っていたら、
もう期間限定だったらしく、オマケ配布は終わってた。

どうして、スヌーピーがお魚なんて背負ってるの?

シャケくわえた熊じゃああるまいし。

すんごく謎なんだけど、
すんごく癒されるんですよねー☆


もう一個。

ネットで知る人ぞ知る

やわらか戦車


テーマソングもあるんですよ。
ん…忘れてしまったけどネ…

戦車のくせに撤退ばかりしている(笑)
触っただけで腐る弱っちい戦車……

しかもワタシのストラップは
やわらか戦車のファミリーのベビーちゃんであります。

キャワイイ☆


脱力系のおもちゃは、
昔は嫌いでした。

でも、
こういうのに

いま

癒されるということは
そのモトとなった経験があるはず。

というか、

あったよ…


人間の複雑さを見たというか、
内面の暗黒を見たというか、
内面の暴力を見たというか、
そういうのは確かに見たよ。

好奇心が強かったもので(ーー;)


そうだねェ…

いまのような時代ゆえか、
不健全な内面の人が多かったな。

とくに癒しだのがブームで
独特なコミュニティを精神ブームは作ったようだった。

根本問題に触れることができないまま、
精神という根本に深い呼吸をさせられずに

より病んでゆく癒し

や、

頭の悪い癒し

が氾濫しているのを見て、
異様だなと思うこともあったけれど。

ある人物のことである。


ものを言う口は、常に自家撞着。
言ってることやってることがちぐはぐでも
自己保身のスピーチは悪びれず

ああ言えばこう言う、
こう言えばああ言うで、見ようによっては爽やかだともいえた。

営業ゆえ、外面はよかった。

尊敬されていた。
真面目で仕事はきっちりやる。
だが、なぜか、最終的に
部下が反感を彼に抱くのだった。

自我意識の肥大が
いかに外界への認識のフィルターを曇らせているか、
不健全な人間性を創造せしめるかを、
ワタシはその人によって知った。

謙虚に見える外面と
性的にアピールする男らしさがあった。

不思議なことに
その人は常に男女の付き合いにおいても
最後には孤独になった。

そして、それでも
それを嘆いてるようでもなく、
常にまた楽観的なのだった。

なんという欠落点…。
それとも美点なのであろうか。
忘れられない人であるが、
運命が軽いのである。

生きる気迫が、
この世においての前向きさが希薄なのだ。

重力がないのである。
ゆえに外界に怯える彼は
ある時期の
ワタシと似てもいたかもしれない。

我々は他人から多くの生きる力をもらっているはずである。


おかしなことに、
他人とかかわらねば生きられぬ毎日なのに、

自分を100%受け入れてもらえないと不安にかられる我々は、

やはり、生まれてこのかた、

不安と恐怖を内に持って生まれてきた存在

なのだろう。

それでも

つかみがたい存在である我々をあざ笑うかのように、
人生は残酷である。

愛する者たちとの永遠の別れ
薄れてゆく記憶
弱ってゆく身体
朽ちてゆく過去の栄光
理想と現実のギャップ
裏切られた自分の惨めさ
他人を踏みつけた自分の醜さ

悔しさ
苦しさ
悲しさ
空しさ
行き場の無さ
怒り
苛立ち
……


振り返って見れば

自分が、
いかに世界の渦中にいたかを知ることもあるだろう。

あなたは、人生の主役である。


(注意:当記事はフィクションとしてお読みください)