菅総理の尻拭き役は損か得か? &松木氏の文春での胸中吐露 &ジョン・べディントン教授ほか

昨日、参院予算委を見ていた。(途中からだったが)
相変わらずの菅総理だにゃ~(ー。ー;)=3

本当にやめる気になってるようには見えない。
次の流れ(後がま)をつくって、自己保身完了!?

おっと☆

被災地にあって、8月以降も続投したいと言ったって?

菅総理が????
聞き間違いかも(++;ゞ


でも、菅総理は辞める気はないと思う。
8月までというなら、伸ばせるものなら伸ばすだろうと思っていた。
そんなの、昨日の自分が大差で総理の地位に残ったと言ってたのだから、
自分への評価は何も変わってはいないのだ。

とりあえず被災地へ行ったことは評価しよう。
だが・・・・

その場その場の思いつきが多いように、内閣不信任案採決についても
自分の実力であり、さわがれるのは自分への妬みだ、
負け犬の遠吠えくらいにしか思ってないかも?

敵が多い方が、無視されるよりマシかも、と思ってるのかもね。

なんにせよ、驚くほど人徳が感じられず、浅い人間だなあと思う。
昔、選挙カーで何度か顔は見たが、当時のままの感覚だ。
嫌いではないが、
総理になりたくて仕方がない時間を経て、とうとう
総理になった人間の劣化サンプルとして興味深いわ・・・

人間をこんな風に言いたくないけど、限度超えてるんだもん、

人の道を歩いていないと思うぞ・・・・


世話になった人を裏切って、事実を隠ぺいして・・・・だけじゃない、うーん、民主になってから・・・・でも自民もねえ・・・というか・・・・・

ある程度、

夢が叶ったり、望みの地位に上れば、
人間は初心を忘れてしまいやすい。誰でも──

夢の頂点にいる時
調子に乗って、うまくいかないことが起きてくると、
かろうじて支えたに過ぎない地位でも某総理のように

「自分は大差で勝ち残った」

のだと、自分が総理の地位に居坐る根拠を持ち出すのだろう。
実質は、五分五分でしょうに。

民主党の足元を突き崩してるご本人が
総理の地位にご満悦中に、
未曾有の大震災と原発事故が起きたわけであるが・・・・

というか、
民主党は自分たちの常識をもって国民のために
なってると思っているなら、それは大きな間違いだ。

せんかく(漢字が出てこない^^;)諸島問題にしても、
隠ぺいする必要がないものを隠ぺいしたと思う。

菅総理はビーストになってしまった感がある。

菅総理の持つ感覚は明らかにおかしいのだが、
これをかばっている岡田幹事長も、おかしくなっていたと思うが、
「(総理に)辞めるべき時期に辞めていただくように言います」
みたいなことをTVで先週言っていたが(松木氏も触れていたが)
専門家も素人も感じるのは同じなんだな・・・・(いつも思うことだけど)

再度言うが、不信任案否決は、総理が辞任の意思を口にしたことで
あるいは鳩山氏が動いたおかげで

そういうことならと賛成派が反対にまわり否決の結果が出たに過ぎない。

それをよく恥ずかしげもなく

「大差で自分(への不信任案)が否決された」

などと、言えたものだ。

若い議員は菅総理を見て、さまざまな思いをめぐらせたことだろう。
現在の若者が、これから何を思い、どう行動するか、それによって、
数十年後の日本の運命も決まる。

そういった若い世代への影響も考えず
ただただ目先の欲と策略にまみれているだけでは?


ワタシはイケメンが多い民主党は好きである。

だけど、

イケメンの一人、岡田氏にはガッカリ☆

菅総理のスピーカーになりさがった感じで。

菅総理が内閣不信任案採決の日
総理が「辞める」と匂わせることで否決となった事は
岡田氏にとって、「してやったり」とか「うまくいった」とか思っていたならば
岡田氏は、もはや菅総理の二の舞になってしまったということではないかと思う。

失礼な言い方だが、ご主人さまのお尻拭きをして
見返りがあればいいが、たぶんあるとすれば
「どうかしてるんじゃないのか、主従共々」という呆れた人々の言。

どんなに素晴らしい実が生るとわかっている木であっても
腐った枝や病葉は切り落とし、払い落とさねばならないもの。

政治家が、人々に向けた言葉に

説得力がなくなったら終わりである。


週刊新潮に、鳩山氏、小沢(一郎)氏が「裸の王様?」とあった。

菅氏が「裸の王様」にならないのは、人質だの解散だの、国民も政府も駆け引きの道具にしているからじゃないのか?


はじめは菅氏は善人だったかもしれないが・・・・
悪徳に染まりやすいのはいつだって善人なのだ。
・・・・・・岡田氏も真面目な人物だったが・・・・大丈夫?

******************

昨日予算委、片山(虎之助)氏への答弁を聞いていた。

(谷垣氏の一貫しない言葉を持ち出して、目糞鼻糞次元で持論展開)

まず自分を振り返るのが先ではないだろうか。
もはや、敵をつくる時期ではないと、なぜ空気が読めないのだろうか。

続投したいなら、謙虚に徹することこそ道を開くカギである。
今こそ、パフォーマンスとして、大きく変わったって、菅総理に失うものは何もないんである。


*************

しかし、菅さんは、いろんな人を巻き添えにしたもんだ。
政治屋さんたちのそれが宿命なのかもしれないが.

人によっては、時の歯車のようなものに巻き込まれ、
ぶれたり、戸惑ったりしながら、
人間らしい面を国民に見せてくれる。

どーしたら、あそこまで恥ずかしい使用前使用後みたいな
まるで違う意見になるんだ!?
と突っ込みたくなった

原口一博氏。

人間らしいけど、まだまだ政治家として青いという印象。
ぶれすぎてるのに、自分がどう映っているかわからないのは
ちょいと問題かも☆(-_-)
(カワイイ・・・・☆)

****************

そういえば

小沢一郎氏。

西岡参院議長によると、小沢一郎氏には
内閣不信任案決議案の議会に賛成票を出すよう促したが、
小沢氏は欠席。

その理由を

「(小沢グループが)自主投票を決めてしまった。出席すれば、賛成に投票するので仲間と別行動になりかねない」

と語ったとか。(6/9の読売新聞)

そういえば

週刊文春 6/16号


松木けんこう

の記事があった。

内閣不信任案をめぐる松木氏の語ったことによれば

小沢グループの造反は松木氏と十数人くらいだと
菅氏とその周辺は高をくくっていた。

それが前日に71人に。

執行部はびびったのか、松木氏にある人が説得の電話をかけてきた。
その後、

「鳩山さんが菅首相に辞める約束を取り付けたと発言して流れが変わった」

「一応、所期の目的を達成したわけで。小沢さんも『自分で決めなさい』と話し、小沢グループは自主投票となった」

自主投票・・・・


去年の参院選大敗後、一貫して菅氏に辞めろといってきた松木氏は、筋を通した。
一方で不信任案採決を止められないかとも動いたという。
自民党松木氏をはじめとする造反組?(条件付きあり)
に期待して、不信任案を出したので、

「このままでは裏切りになると思い、」

旧知の自民党議員に、不信任案をやめるよう連絡。

負け戦とわかっていながら、自民党は不信任案を出す訳がない。
だが、不利になるというのに、

もう止まらない

という訳で、結局自民党は突っ走り?

「残念で思わず、『自民党民主党もおかしいよ! 俺は真面目にやっているんだ、何なんだ!』と声を荒げてしまった」

「いまは大人げなかったと反省していますが」

そうだったんだ・・・・

************

戻って、菅総理

もいろいろ焦って、裏工作してたって・・・・ホント!?

いつもは知己の記者がいくら電話しても出ないのに、
不信任案採決の前夜は、積極的に電話を取って

「不信任案が可決されたら解散する」

そう言って永田町に解散情報が広まるのを期待し、
議席を失うことを恐れる“小沢チルドレン”の造反を防ごうとしたんです、
とある官邸担当記者。

側近にも、解散を匂わせた嘘の情報を流させたそうだが・・・・
焦りまくりでドキドキしてたろうな、菅総理。(気持ちはわかるが)

鳩山氏

は菅氏を「ペテン師」よばわりしたことを自分で
「冷静さを欠いた発言をしてしまい大変ご無礼なことをした」と反省、謝罪。

やれやれ。


****************

大災害、原発事故。
抱えた問題はあまりにも大きすぎた。

昨日予算委で、菅氏は、あいかわらず
馬鹿の一つ覚えのように(めど)同じことを繰り返していたが、
お得意の責めは健在で、谷垣氏の言葉の一貫性のなさを二度指摘。
ワタシもそれ感じてた。
谷垣氏もぶれるひと。(あれじゃあダメだ)
ていうか、内閣不信任案否決時の、いや今もだが、
菅氏の発言がいつもぶれるから、信頼できないだけっしょ?

***************

社民党 福島みずほ

の質問は、国民のみならず、世界中が気になっている

原発メルトダウンメルトスルー

関連であった。

保安院はあいまいで意味がないことばかりの印象。
あのような総理ではダメだし、これから、日本も
考えてゆくべきテーマが、いくつか出てきた。

それに関することだが、
週刊文春今週号のP,50の

池上彰のそこからですか!?

をちょっと立ち読みでいいから読んでみてほしい。

英国のジョン・ベディントン教授のいうことや、
英国事故などにおける冷静な危機対応が
なぜイギリスはできたのか
原発事故の時、イギリスは他の国のように
パニックを起こさず退避の必要なしと判断した)
それに関する内容が書かれている。

チャーチル首相の時期できた、常に首相に助言をする
政府の首席科学顧問があるそうだ。
イギリスには科学者の助言と、政治家の判断の関係のルールが確立しているという。
外国の緊急事態の危険の程度を分析し、いちはやく海外に住む自国民に伝達するシステムがあるそう。

いずれ詳しくTVでやるだろうけど、ちょっと注目ネタである。


(修正しました。 タイトルの「ジョン・バディントン」や記事中の「ジョン・べンディントン」を「ジョン・べディントン」に修正。・・・など)