セレブという他者承認の社会的意味の奔放な一人歩き──セレブという「付加価値」は意味があるのか?

友達がみんな堅苦しい考え方だ。
こういう縛りから解放されたくて、好きに生きてるのに
新天地においても堅苦しい知人ができる。
この繰り返しだった。

自分が変われば環境も変化するはずだが
結局変われないということか。

友達の息子が、ものすごい就職難の中
就職が決まって以来、親が内定取り消しの不安にヒヤヒヤしている。
それはともかく。

その大学はとてもお金がかかるらしい。
公務員ではやっていけないほどであるらしい。

他の知人にその大学出た息子がいる人がいて
尋ねると、「それほどお金はかからないよ」という。

どっちが本当なの?


公務員の前述の友達がいうには
「その人、お金持ちじゃないの? お金持ちにとっては、貧乏人には高価なことなんて普通なんだよね」
ということで
なるほどと思ったのだった。


セレブを妬む妻、セレブ妻のプライド

世の中に起きる犯罪で、自分がセレブでないことからくる妬み
セレブでいられなくなることからのプライドを傷つけられたことへの怒りから
嫉妬相手の子どもを殺害したり、離婚を迫る夫を殺したりした事件などがあった。

それほど、自分が他人から見て
セレブかそうでないかが重要な人もいるのだ。

自分の尺度で、自分の認識する環境で
セレブかそうでないかと常に比較し、判断するのだろうが

なんて視野が狭いんだろう。


だけど、この女性たちの暗い衝動に
ドキリとした人も多いのでは。

けれども、他人事のように受けとめ
彼女らと同じような妬みや怒りを
憎悪の高まりを内側に抱えたまま
何事もなかったように日々過ごすのだろう。

こうした事件が、内的に人々に変化をもたらしたとは思う。
幸福とはなんだろうかと、問いかけ直す人もいただろう。

ワタシにとっては別世界であり、

ゆえに客観的にいろいろ感じられるのだけど
人は、ホント、外見じゃわからないもんである。

先日、六本木で、妙にギラギラした女性を見かけた。
大きな石とキラキラした宝石の指輪を、両手の指
6つは付けてるだろう、そして、ネックレスを何連も重ね
派手なベルトすべて、個別の趣味はいいと思うが
バランスが悪いと悪趣味だ。

付けすぎだよ☆たかがパン屋さんに来るのに・・・・
と突っ込みたくなる人だ。
(地元の人っぽい雰囲気があったから、そう感じたのだが)

まぁ・・・・パン屋さんはパン屋さんでも、軽井沢で人気のパン屋さん。
人気ブランドの?パン屋さんだったから、成金ド派手もあり!?

こういう高級ジャラジャラ系さんは、外観で発散してる分
セレブ意識にまつわる不満や怒りを抱えていても
事件性には発展しないかもしれない。

その辺を歩いているシンプルな姿のエリート妻がヤバイのかもしれない!?
(いずれも主観)

ところで。

男性のセレブ

セレブ意識した男性版でいやだなと思うのは
まずひとつ
清潔さ、センスの良さを前面に出した

プレイボーイ

である。

元サッカー選手Tさんとか、「不倫は文化」とのたまったIさんのような人は
タレントだから、オープンなので安心かもしれないけど。

もしも日常に、そんなタイプの男性を見たら
ワタシは気持ち悪くなるだろう。
決して言葉にはできないことだが──

いかにも女性と遊んでいる男性。

どれほど清潔そうにしていても、だからこそかえって
どんな人間と接触しているかわからない、と私は思ってしまうのだ。
いくらかっこよくって、いい男でもである。

なぜか。

若い頃、好意を持った人で、そういう人がいたのだ。
かなり遊んでいる人だったが
若いワタシにはもの珍しく映っていたのだ。
若さゆえ無知だった。

だが、若かったからこそ、直感が
深入りしてはマズイ相手だとワタシに知らせていた。

確か、芸術家の話をみんなでしていた時だったと思う。
シューベルトや哲学者──だれだったろう──の話題が出た時
彼らは偉大だったが、どうやら性病で苦労したらしいと、誰かが言ったのだ。

その男はたまたま隣にいたワタシに言った。
「妊娠しない性行為が得意なんだ・・・・どういうことかわかる?」
「性的な病気になったことなんてないんだ。プロは嫌いだ」
戸惑うワタシに、笑いながら。

他の男性が口にしたら不快に感じる内容を、知的な彼はサラッと言った。
みんなの前だったが、集まりじたい、個性的な人々ばかり。
それぞれが会話を楽しんでいた。

それが彼のワタシへのオープンな気の引き方だったのだろう。
若かったワタシは、すでにおもしろがっていた。

その後も、みんなと一緒の時、顔を合わせただけの出会いだったが
ワタシは彼に惹かれはじめていた。

彼は何度か、誘いの言葉をかけてきた。
魅力的な人で地位もあったが・・・・なぜだか、先には進めなかった。

そのうち、彼から
「ゲーム感覚で恋愛してるのか? やり方がうまいな」
と言われて、びっくりした。
そんなふうに見えていたの・・・・どうして・・・・?
ゲームだなんて、考えたこともないのに。

彼からなんとなく離れた。


あとになって、彼が何度も性病を経験していたことを
彼に詳しい知人から聞かされた。

まともなやつとつきあったほうがいい、と言われた。
「女性にふられてから、あの男は、女とみればみさかいなく抱くんだよ」
素人もプロもね、と知人は続けた。

これはある意味、トラウマである。
大人の世界の裏側を垣間見た、学習したということだったのかもしれない。

だが、ワタシにとっては、大人になりそこねた
挫折のエピソードだと感じる出来事だったのだが。

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ワタシは恋物語を書きたいんだけれども
こうした裏側は避けては通れないんだろうが
避けている(笑)
でもこれからは、現実を見ていこう、書いていこうと思うのであります^^;

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セレブ意識した男性でいやなもの、その2


女性を一瞥して、安価なものを身につけていると
馬鹿にしたように笑うブランドマンセーな男性。

たいていバブルを経験しているが、かつ地方出身者が多いと思った。
これは偏見かもしれないが。

彼らは高学歴なのだが、東京の金持ち自宅組と比較して
金まわりがイマイチだったりという学生時代の劣等感があり
(普通に生活すればやっていけるが、お坊ちゃまの学校だと衣服や持ち物にお金がかかるのだ)

職業に非常にプライドを持っている。
アングロサクソン風かも

医師や会計士や弁護士にそういう傾向が多いように思う。

彼らは逆玉に乗ることを夢見たり、最高の女性を
妻にしたいという願望を潜在的に持つ。
最高の女性とは、資産家の娘、才能や美貌の女性など。

一種の征服欲だと思うが、たまたま好きになった女性が
条件のいい女性であってほしいというような
恋愛願望も強くあるのがこのタイプの男性だ。

ここまで自分が頑張ったご褒美に、クルマ、ブランド品
最高の女性──これらが彼らの自尊心を満足させるアイテムなのだろう。
個性的な自分なりのこだわり、好みがあるのが特徴。

彼らはまた、自分自身の行動について常に冷静であり
外界からの外聞が悪くならないように
バランスを計算しながら、用心深く人とつきあう。

プレイボーイではないところがポイント。

だが、キャバクラや合コンは大好きだろうな。


人を公平に扱う頭のいい、一見親切で誠実そうな彼らも
つきあいだすと、ガラリと変わり
本性は身勝手な俺様男であったりする。

彼らはあくまでスタイリッシュさを好み
自分に恋する女性の目に映る自分に常に恋をする。
ナルシストなんである。
男性は大抵がそうですけどね・・・・

有名ブランドについては、立て板に水のように語るのでは。詳しいしね☆
まったく共通する話がないのに、なぜこういう男性に惹かれたりするのか。
ワタシは・・・・(笑)

好奇心

だなあ、ヤッパリ、、、、

ともあれ、こういう男にはこう対抗するわけだ。

こっちだって、アウトドア・ブランドのLLビーンよん(苦笑) ブランドはエルメスだけじゃないわよん♪


実際言ったかも(^m^;ゞ
テキは笑ってた・・・・好きだったもんね・・・・まぁ・・・・・惹かれるのはモノ珍しかったからだろぅな・・・・お互いに。
(昔の話ですが)


まとめ

ワタシは前述した女性の殺人犯人も含め
セレブへの憧れや羨望やプライドに、脳を極端に冒されたような彼らを思うと
ワタシ自身が、いまだ自分探しでもしているような気分になるのだ。

なぜかわかりませんがね・・・・・


まとまらないまま終わり。


(終)