天使の働き……業(カルマ)の一時的な休息の時に、『ここから移動せよ 』との指示が☆

すでに書いた話だ。
若い頃、ある街に行けと天使から通信されたことがあったという話である。

それは、まず鮮明な夢から始まる。

山が見える。
海に浮かぶ船のような建築物。

私はある男性のクルマに乗っていた。

この男性はその頃、TVで見てた人物だが
特に好きな訳でもなかったタレントだった(笑)

服を買ってもらい、坂道の途中のカフェでコーヒーを飲んだ。

この夢の直後、『ある街に行きなさい(移動しなさい)』と通信されるのだが。

面白いのは、夢の中のコーヒーーが千円だった事。

夢に金額が出てくる事じたいが、女性が見る夢だな~と思う。

しかし、この夢、コーヒーやお勘定の事はさておき(笑)

景色、建物含め、雰囲気が
後に移動することになる街、場所と酷似していたのである。

私は家族に、夢を見た事、霊的な指示があったことを伝えた。

しかしそれ以前に
なぜこんないきなりの荒唐無稽な話を

当時の家族が了解して、動き出してくれたのかは不思議だ。

今から思えば…

当時の私は、鬱とか引きこもりではなかったし、アルバイトだが働いていた。

いきなり、霊的事象を家族に話したのだった。
理解してもらおうとかどうとかは、まったく頭に無かった。

前述したが、移動先の景色が夢に出てきた風景そのままだった事は不思議だった。

すでに私の育った家は呪われた家だと書いてきたが
当時は、家族の中に混沌としたものが広がっていたが

当時は、それ以前にあった呪われた雰囲気は減少していた。
移動したからだ。

実のところは、カルマは減ったわけではない。
移動したから、しばらく時間を稼ぐ事が出来ていたのだ。

臭いものはモトから絶たねばならないように
移動しても、しばらく経つと、再び魔は忍び寄ってくるものなのだ。

だからこそ、私は、またまた、移動しなければならなくなったのだった。

曇りは再び迫ってきていた。

今でこそ、修行の成果なのか(単に年を取っただけなのか)
それなりに、悪霊を察知してもジタバタする事なく
コントロール出来るようになっているけれど

当時は霊的なアンテナが外に出ていたといえるだろう。

感じるものが、当然不快で、気持ち悪くて
なかなか感情をコントロールできなかった。

日記のようなものを残しておけばよかったなぁと思う。

だが、霊的事象の起きる回転が速く、書ききれたかどうかは謎だが…

移動は、引っ越しとは区別せねばならない。

少なくとも苦痛に身悶えしていた私に

出来ることはしてあげたいという思いに至れるくらいには

家族に気持ちの余裕を与えていたのは、まさに、家族の『移動』によるものだった。

私はありえないほど、感じやすい体質に苦しんできたが

不思議なほど、ありがたい出会いにも恵まれてきた。

ともあれ、不思議な人生の始まりは、天使の指示により
こうした『移動』から始まった。

2年後、移動先から引っ越すのだと、再び天使からのお告げ(笑)があった。

私はやっと慣れてきたのにと思ったが、天使の言うとおりにした。

なぜ、あそこだったのかは、ワタシにはわからない。

別のルートで、日本の前世がわかっていたが
かなり後に、そこは、その人物が住んでいた場所だとわかった。

何を言っているのか、読んでる方にはよくわからないかもしれないが
私には、この別ルート同士の偶然は、本当に不思議な出来事だと感じたのだった。