君の偉大な自我に乾杯☆成長は魂の謙虚さを物語る

例えば君が、誰かに誤解されたとする。
それを、奴は言葉にして君をなじった。
言われた君には寝耳に水で、驚いて声が出ない。

誰かに存在を否定されたら……

君は怒りが湧かないかな。

全身が怒りで一杯になるかもしれない。

プライドがあるきみは、怒りを隠すだろう(我慢する)。

ここで君は、誤解した奴への怒りを脇に起き
誤解を解こうと行動したとする。
内心、君は混乱しているだろう。

しかし奴は聞き入れない。なおも君をなじる。

君は失望するが、そこでこう考える。

相手にも何か理由があるのだろう、と。
…そう納得したい君。

必死で怒りが湧いてくるのを感じる君は、視点を変えた。

奴と君の関係を見つめ直す事にしたのだ。

奴を信じたい気持ちもまだあるとしても…
君はかなり、奴への見方が変わってきたのは否定できない。

一方的に誤解したのは奴のほうだ。
この『事実』は変わらない。

君には全く何の落ち度もない。
言いがかりでしかない事に、奴は未だ気付いていない。

君は溜め息をついて、こう思う。

奴が解決への意思を持たない限り、進展は無理だ、と。

続く