【続】君の偉大な自我に乾杯☆成長は魂の謙虚さを物語る

続き

『それにはどうしたらいい…?』と君は考えた。
君はどこまでもお人好しだ。

奴が
『誤解した事で相手を不愉快にさせてしまった』
『申し訳ないことをした』

こう思わない限り、無理なのだ。

あらゆるトラブルが解決されてゆく段階では
この道を通らなかった者はいないんだ。

一方的に君を誤解した奴が
こうした謙虚さを取り戻さない限り何も変わらない。

突然、君を吐き気が襲う。

息苦しく、狭苦しい場所に閉じ込められているようだ。

君には残念な事だが、なおも言おう。

奴はこう考えているだろう。

・このくらい、いいじゃないか。
・もう、めんどくさいな。
・誤解される側にも、問題はあるのだ。

もはや、奴は、『事実』』をありのままに見る事さえ出来なくなっている。

社会は『法』で秩序が保たれている。
その尺度は『事実』。

君は、事実より気分や印象に弱いタイプだ。
小難しい話よりピタピタの体のラインも露わな
ミニをはいたビールを運んでくる女の子、がいいに決まってるよな?

君は健全だ。

しかも君は『事実』から見てゆく事を学んだ。

…まあ、君の、仮の成長物語さ。

元気出せよ。