霊媒体質と人間(仮題)

当たり前の事なのだが…

霊的な体質の人間であっても、普通の人間として
生きていかねばならない。

人間が普通に生きていれば、
いずれ、どこかで顔をヒョイと覗かせるカルマ。

人生が奇妙な方向に動き出すきっかけは
人生には常に潜んでいると

あらかじめ考えておいたほうがよいかもしれない。

避けられないカルマは誰にでも存在する。

神あるいは宇宙の創造者の世界の尺度は

いろんな霊能者達が自己流に解釈を
加える場合があるけれど――

解釈通りにはいかないだろう。

予知も予言も外れるものだと考えるべきでは?

霊能があっても、単に彼らは人間だからである。

かつてその者に霊感が下りて、神がかりになったとしても

彼、彼女は、その啓示のありかに思いを深くし
日常を、過去より良い方向に変えてゆかねばならないのだ。
その志あれば、まさに精神の革命が起きると言えるだろう。

苦労の果てに啓示を受けた者は
見えない世界の教えの生かし方を
この世の人々の利に働かせやすいという良い面を持つが

若き時期に啓示を受けた者は不幸かもしれない。

理性や知性の発達があればこその、啓示の意味がある。