(3)カタカムナについて 楢崎皐月の直感in満州 鉄の質から環境条件着目……カタカムナ文献と出会うまで ((1)と(2)は「カタカムナ」で記事内検索を(^-^)

●『謎のカタカムナ文明』
阿基米得著
徳間書店1981年刊

(p.67~68より)

*********

第2次大戦中、陸軍の命を受け満州に渡った楢崎皐月
何カ所かの地点で、実験小規模溶鉱炉を動かしていた。

同原材料、同炉、同方法で鉄製造のはずが
場所により製品の質に著しい差が出た。

優良品ばかりの場所、不良品ばかりの場所、はっきりと。

設計ミスか?原材料の違いか?偶然か?などと
考えるだけの凡庸な技術者ではない楢崎のヒラメキは

《つねに優良品を産出する炉は、
樹木が青々と繁っている地域にあるのに対し、
不良品ばかり出す炉は荒地の中にあった》

《環境条件に微妙な違いがある。それが植物の生育と製鉄の
品質に、決定的な作用を及ぼすのではないだろうか……。》

そして優勢地帯と劣性地帯における、ある規則性の発見。

それは、なんと★
網の目状(グリッド)のパターン上に配列されていた。

楢崎はこれと大地電気の分布が対応していると仮定。

帰国後、全国各地の大地電気を測定して回る。

昭和24年12月~翌年3月の間
金鳥山で研究中、カタカムナ文献と出会うのだ。