べったりした人間関係がキライな頃は若かった

主人公は、多情で、わがままで、気まぐれなどこにでもいる平凡な女の子。
けれど、彼女の周囲には、業の深い人々が溢れかえっている。
そんな小説を、ずいぶん長いこと抱え込んでいる。

内容は、韓国のドラマのようなストーリーのようにややこしい。
もともと日本のドラマに韓国も影響されたんだよね。

昔、「ビバリーヒルズ高校生白書」というTVドラマがあったが、
登場人物たちが、大学生、社会人になっても、恋愛する相手が、
いつも仲間内でローテーションしていたような…。
あれを見たとき、自分の小説を読むみたいな、気恥ずかしさを感じた。

新しいメンバーが加わったり、一時的に別の人と出会うものの、
昔の恋人を忘れられなかったり、別れても、愛情が友情になって
えんえんとつきあいは続くのだ、あの白書シリーズは。(笑)

実際の話、現実に同級生というのは気心が知れているからか、
安心して関わりを持てるというのは、確かにあると思う。


私は、都会の放っておいてくれる感じが好きだったけど、
今は若い時とは、ちょっと違ってきているかもしれない。