おかま(ゲイボーイ)の結婚も十人十色

オカマの男性と普通の女性が結婚して、5人子どもがいる。
昨日、そんな家族のことをTVの特集でやっていた。

妻は、独身時代に恋人と、とあるおかまバーへ出かけた。

そこで、踊っていた一人の顔の濃ゆいコミック・ダンサーに一目惚れ。
彼の顔が好みだった彼女は、恋人とサヨナラして、
ひとりで、目当ての男性に会うために足しげくお店に通う。
男性はゲイだったが、彼女は、彼を普通の男性だと思いこんでいた。

彼女を客の一人としか考えていなかったダンサーだったが、
いつしか、彼女の気持ちにほだされてゆく。
                      恋だな……(ぼそ)

そして二人はそれぞれの両親のもとへ挨拶にゆくが、当然反対される。
で、二人は内緒で婚姻届けを出す。

現在は、一軒家に両親と子どもたちとで同居している。
生活費はおかまの夫の稼ぎのみ。「子どもを育て上げるわよ~!」と彼。

素敵なおかまだなあー(*^.^*)

こうした一方がゲイ、あるいはゲイどうしで結婚したカップルは、
外からそれとわかる場合は、周囲には理解されずに、異端者扱いされ、
世間の片隅で生きるしかなかった時代があった。

でも昨日は、興味本位でない普通の視線で、こうした個性的な夫婦の日常を
見せてくれていた。

地に根を張った美輪明宏ふうの現実的なおかまの生き方は、教えられるものがあった。