「性交体位」か「性交態位」か?  高橋鐵著「あるす・あまとりあ」

ところで。


「あるす・あまとりあーー性交態位六十二型の分析」

通常「性交体位」というところを、「性交態位」と書かれているが、どうやら、
性交における位置と姿勢という意味で、よく使われる「体位」は間違いで、
本来「態位」という漢字をあてるのが正しいらしい。


し、し、しらなかった。(@O@)



いや、実は、その昔、物知りの知人に教えてもらったことがある・・・ような。
でも、あらためて(・O・)ヘエエ~ なんである。


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高橋鐵氏とはどういう人物なのだろうか。


●「あるす・あまとりあ」 河出文庫 高橋 鐵(たかはしてつ)著
鈴木敏文氏という人の解説によれば、

高橋鐵にわが国のマスコミは多彩な肩書きを与えているが、
もし一つだけに限定すれば「性交態位学者(コイトロジスト)・高橋鐵
がもっとふさわしいのではないだろうか》p.261



また、
●「日本の神話」河出文庫 1991年刊 高橋 鐵(たかはしてつ)著
の石川弘義氏の解説にはこうある。

《高橋氏は毀誉褒貶の定まらない人であった。ある人は奇人変人と言い、
ある人はアメリカのキンゼイをも越える世界的なセックス研究者と言い、
またある人は大ボラ吹きだと言ったりした》p.206