古書店で風俗雑誌を買った時の記憶(「モンスーン」)
もうずいぶん昔、そう、バブルの終わり頃か・・・。
とくにエロい本が充実していた。もちろん古書である。
そういう本があることは知っていても、実際に見るのは初めてというような
本や雑誌が、床に50センチほどの高さまで積み上げられているは、
本棚の上部から天井に近いところまでどっさり状態だは。
雑然としていたが、不思議に調和された雰囲気があった。
あらゆる種類、各国のエロ古雑誌が見たい放題。
他に客は誰もいない。
本や雑誌が、床に50センチほどの高さまで積み上げられているは、
本棚の上部から天井に近いところまでどっさり状態だは。
雑然としていたが、不思議に調和された雰囲気があった。
あらゆる種類、各国のエロ古雑誌が見たい放題。
他に客は誰もいない。
店主はにやりともしないで、「どうぞ、ご自由に」とでもいうように
無言で興奮気味の女性客二人にうなずく。
無言で興奮気味の女性客二人にうなずく。
私は、友達とそのコーナーにおずおず近付いたが、
次第に興味が出てきて、あれこれ手にとった。
一人じゃとてもそのコーナーには入れないが、
女二人なら心強い。
次第に興味が出てきて、あれこれ手にとった。
一人じゃとてもそのコーナーには入れないが、
女二人なら心強い。
やがてそのコーナーに釘付けになり、
気がつくと、一時間があっという間に過ぎていた。
昼の1時をまわっていることに気付き「お腹がすいてきたね」と友達を「帰ろうか」とうながす。
気がつくと、一時間があっという間に過ぎていた。
昼の1時をまわっていることに気付き「お腹がすいてきたね」と友達を「帰ろうか」とうながす。
映画でも美術館でも、鑑賞した記念になにかが欲しくなる私。
それは今でもそうなのだが、エロ古本をたくさん見た記念に、
どれか一冊欲しくなった。
それは今でもそうなのだが、エロ古本をたくさん見た記念に、
どれか一冊欲しくなった。
で、まともにタイトルも見ず手にとり、買ったのが「モンスーン」
というセックス情報誌(?)だった。
というセックス情報誌(?)だった。
その「モンスーン」は、手許にないので、発刊年月が確認できないが、
トレーシー・ローズとかジンジャーなんとかという名前のAV女優
(か、ストリップ女優か? 正式な職業名はなんだろう?)が出ていた記憶がある。
トレーシーって、今ならジェナ・ジェームソンのようなものか?
(これも今では古いかもしれないが)
トレーシー・ローズとかジンジャーなんとかという名前のAV女優
(か、ストリップ女優か? 正式な職業名はなんだろう?)が出ていた記憶がある。
トレーシーって、今ならジェナ・ジェームソンのようなものか?
(これも今では古いかもしれないが)
内容はともかく、これでもかというほど、ザツだが、男性には
お役立ちであろう親切な情報がてんこもり。
お役立ちであろう親切な情報がてんこもり。
今なら、そういった風俗雑誌は多すぎて、珍しくもないのだろうけど。
この雑誌を知ってる人って、いるんだろうか?
この雑誌を知ってる人って、いるんだろうか?