仕事場は豪華客船「ウエルカム・アボード」集英社(1)

●「ウエルカム・アボード 仕事場は豪華客船」増田和美 集英社1997年刊


100円本。300円で売ってる古書店もあった。(ワ~イ^O^♪)

父の死、夫のアメリカ私費留学、夫との間に生まれた亀裂、出産、
大学生活、外国人との交流、夫への失望、孤独と船上の仕事との出会い。

才智と教養と英語力、そしててきぱきした対応力が必要とされる
豪華客船の上での、ソーシャル・ディレクトレス、東洋文化講師など
の仕事が著者の仕事だ。
2週間から数カ月間、船上の人々の夢を実現して、素敵にするお手伝いをする。
真心と気配りが何よりも大切な仕事。

船上で活躍する著者の、自分史であり、人生論みたいな感じもする
著者が出会った人々は、あまりにも非日常的な客船の暮らしのなかで
あまりにも人間くさい人々だ。

さて、毎年ワールド・クルージングにやってくる55歳のニコールの楽しみは、
男性を弄ぶことだった。


…しかし、今日も暑いです。(;T_T;)汗ダラ~

(続く)