有島武郎あれこれ(1)心中と往復書簡
たまたま偶然、手にとった本2冊。
竹内てるよは、霊能者である。
美智子皇后が10代の頃、詩を投稿していた時に選者だった人らしい。
皇后が竹内てるよの詩を朗読されて、その名を知った人も多いだろう。
だが。
私は、詩人としてより先に、霊能者としての彼女の名を知っていた。
美智子皇后が10代の頃、詩を投稿していた時に選者だった人らしい。
皇后が竹内てるよの詩を朗読されて、その名を知った人も多いだろう。
だが。
私は、詩人としてより先に、霊能者としての彼女の名を知っていた。
一方、國松は、この本で、有島の恋した一つ年上の、ホテル経営者の娘、
聡明なティルダ・ヘックと有島が心中する前年(1922年)まで、
16年間にわたる往復書簡などが展示された
「有島武郎とティルダ・ヘック展」(2001年開催)について、
また、二人の関わりについて11ページも割いている。
聡明なティルダ・ヘックと有島が心中する前年(1922年)まで、
16年間にわたる往復書簡などが展示された
「有島武郎とティルダ・ヘック展」(2001年開催)について、
また、二人の関わりについて11ページも割いている。
私は大雑把に言えば、昔からそういった明治、あるいは明治的なにおいのする
青臭い文学君たちが嫌いだ。
日本の女性は当時は汚かったから、西洋女性の白い肌、整った美人と
日本女性と比較したとき、お坊ちゃまたちはロマンを捧げるに相応しい
麗しい女性のいない自国の未来に絶望したんだろうなと思えるのだ。
うーん、このテーマは今後も出てくるだろうが、範囲が広すぎるような。
青臭い文学君たちが嫌いだ。
日本の女性は当時は汚かったから、西洋女性の白い肌、整った美人と
日本女性と比較したとき、お坊ちゃまたちはロマンを捧げるに相応しい
麗しい女性のいない自国の未来に絶望したんだろうなと思えるのだ。
心中
「俺と一緒に死んでくれるか」と言う男は今でもいるだろう。うーん、このテーマは今後も出てくるだろうが、範囲が広すぎるような。
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