ブロ友と男女の関係に「なりそう」になった女・・・あなたならどうする?【創作】

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お久しぶりです。ナンテンです。
その後、調子はどうですか?
ブログで見る限りでですが、お元気そうですね。
お仕事のほうもお忙しいようで何よりです。

ふと、あなたの去年のメール文を読み返す機会がありました。
当時のあなたの私への印象は
あなたの中でこり固まっていたんですね。
あらためて驚きました。
あれじゃ、話がちゃんとできるわけもないですね。

けれども、あなたは私に、あの時
ようやく本音が言えたのだと思います。
それだけでも、たいした進歩だと思ってます。


私ときたら、自分の気持ちをなんとしても伝えたいという
思いでカッカしていたようで、逆効果になっていました。
当然ですよね。すみませんでした。



お互いHがどうのこうのと言ってた当時
私には私なりの葛藤があって、悩んでいたのですが
ご存じでしたか。

モトモトちょっとした冗談のつもりの話が
ひょうたんからコマみたいな展開になり・・・・
はじめはギンナンさんのブログでは見られない
意外な面が見えて、意外で興味深くて──という感じでした。
好奇心の強い私は、ついハマッてしまったんですね。

基本的に倫理観の強い私は
話がどんどん展開してゆくことに不安を覚えました。
(でも、妖しいスリルを覚えたのも事実です)

私は冗談のうちは面白がりますが、実際となるとびびりです。
色恋がからむと元に戻れないことを知っていたので
とても恐れていました。
そういう訳で、展開した状況から逃げ腰だったのです。

「状況」に巻き込まれ、追い詰められたような気分だったから
そこから逃げ出したかった。

ある種のあがきだったかも。
だから、真逆に開き直ったのでした。

今なら馬鹿だったなと思いますが、当時は
「しまった! こんなはずじゃ・・・」と焦りながら
前向きにノリノリなポーズをとっていたのでした。
本当にごめんなさい。


もうひとつ、このまま深く関わってはいけないと思ったのは
あなたに「彼に悪いと思ってしまう」と言ったら
「俺には関係ない」とあなたは言ったからです。
瞬間、血の気が引きました。

行きずりの男女じゃあるまいし、相手に
優しさや思いやりを持てないならば
どんな会話も楽しい訳がないのです。
身体の中をとても寂しいものが通り抜けたことを告白しておきます。

今もそんな思いで人と関わっているのでしょうか。


ブログのギンナンさんは礼儀正しく優しい気配りのできる人でした。
安心して、欲しいものを、初めての場所へ買いにゆくことができました。
あの当時は(当然ですが)お互い、まっとうで健全でした。

あなたの店に、あなたとHをしたくて行った訳ではありません。
当然ですが(笑)

だからこそ、私はきちんとした対応をしてきたつもりです。
礼儀を惜しんだことは一度もありませんし
善意と誠意を尽くしてきたつもりです。

服をさしあげたことも、椅子を買ったことも
あなたの困った状況(本当になにもないと言ってたので
差し上げるのは迷惑ではないと思いました)に
少しでもよかれと思ってしたことです。

結末はどうであれ、それだけはわかっていただきたいと思います。


私が体調を崩しはじめた時のことは、自分でもどうにもなりませんでした。
精神が弱ってゆく、それが身体にもきてしまうという状態でした。
なんとか体調を復帰させなければと思っていました。
思い出してもつらくなりますが、あなたのせいにしたくはありませんでした。

だけど、ある時期からあなたのせいだと思うようになった。
どうして、私だけが苦しまねばならないのか、と。
その時は、自分は「(地獄に)落ちたな」と思いました。

けれども、他人のせいにすることで、こういう見方もあるんだということを知りました。

他人のせいにすることは、自分を責めなくてすむのです。
楽ですが、本来はそういう人は自分を責めているのです。

いずれ他人を責められなくなる時がきますが、その時は現実を見なくてはなりません。

自分を悪く思いたくないからこそ、他を責めるのです。
でも本当は、他に解決策が浮かばないから、そうしてるのでしょう。

私はあなたの亡くなった親戚の人を責める言葉を聞きました。
「何があったか知らないのに、そう言われても・・・・」
その時思ったのはそれでした。


さて。
あなたのせいにした私は、あなたに向けて
ひどい言葉を吐いてしまいました。
それはとてもここには書けませんが・・・・。

記憶も薄れてきていますが、たぶん、私は
どうしたらいいかわからない状況だったんだと思います。


このこと以来、あなたは私に、悪意をもって
対処するようになってきたという気がします。
ひどいことを言ったと心から反省しています。
本当にごめんなさい。



とはいえ、その後も、ゆき違いにつぐゆき違いでしたね。
あなたを説得しようともがく私と

とっくの昔に関心のなくなった事柄に、いかにも私が執拗に
まとわりついているかのような、あなたのズレた状況把握、
そして間違った洞察には、かなりあきれました。

妄想にあなたはやられているのだと思っていました。
時間が必要だと思ったのは、その時でしたね・・・・。

その一方で、私も妄想にやられていました。
あなたが恐ろしかったのです。
何をするかわからない人──話し合いができないのですから──と思っていました。

申し訳ないけれど・・・・あなたのブログにザッと書き込んだことは、悔いはありません。
もちろん、ほめられることではありません。
けれども、あなたは言ってはいけないことを言いました。
私のことを精的が異常だという事と同等のことを言ったのです。

ともあれ、今はホッとしています。

あなたのブログにザッと書きだすことで
私はバカなことをすることになるとわかっていました。
私にダメージが来ることは承知でした。
それより、ホッとできることのほうが大切でした。

実際には、ブログ閲覧者には、本当のところは何もわかりません。
表面に出たことだけで、判断するしかないのですから。

たとえば、これだけのことをするに足るだけのことは
あったと、私が判断するあなたへの不安──は見えない。
これは私の感じ方の問題であり、あなたにも理解できないかもしれません。
あなたに私の理解できない面があるように。

ともあれ閲覧者は
あなたが私に精神病だと言ったことも
あんなことをしたことも・・・・・知らないのです。

なにもわからないし、もちろん私の苦しさや、身体の不調も知らない。

あなたのブログでは
あなたに魅力を感じ
あなたのことを詳しく知っている閲覧者は

あなたによって苦しんだ女性など知らないし
どうでもいい事なのです。

でも、私のことは記事になっていて
いずれはこの問題を、自分の手で整理し
釈明しなければならなかった訳です。


つづく


(注意言:フィクションです。修正予定)