『サタンよ、しりぞけ!』……心正しい者は光を求めて神との絆を求める★苦しみから目を背けず、逃げず、神を求めた幾多の人々が示した神と人間との間にある絆とは (仮題)

判明している地球の歴史のなかで、神をひたすら追い求めた人々の代表選手が、イエスブッダだ。

例えばイエス
聖書は改ざんされてきたから、そのまま鵜呑みに出来ないが、
エスの言いたかった事は、誰にでもわかるシンプルなものである。

しかし、沢山の人々が命がけで伝えようとしたイエスの教えは、
やがて国策に取り込まれたり、絶対的な権威を付与され、権力を持った。

現在、世界的な宗教となったイエスの教えの総本山は、
内情が腐り果てているのが実情らしい。

『サタンよ、しりぞけ!』

エスには、神を憎むサタンが、自分が神になる欲望を満たそうとした未来が見えていたのか。

本来イエスが伝えたかった内容とは装いは変わり、
大衆から遠いものにされてしまった事、
権威・権力を持った事は、イエスが最も嫌う事に違いない。

エスの語り言葉の革新性、今なら手品とされる彼の奇跡の数々は、
当時の文脈から、イエスを聖なる存在とするためのものだったのだろう。

人間の子、イエスが一番伝えたかったのは、
神と人間との間には、愛によって普遍的な絆が存在すると証明したかったのだと私は思っている。