『ラマン』(1992年 ジャン=ジャック・アノー監督)……男性主人公の『あなたを連れ去りたい』などのセリフに、リアリティを持たせるのって、意外に難しいと思う件
創作の為には、環境は大事なので、手持ちのDVDでチョイスして、
ようやくゆっくりとDVDを見られるようになり、真っ先に観ていたのが、
ようやくゆっくりとDVDを見られるようになり、真っ先に観ていたのが、
『インセプション』のレオナルド・デカプリオが語っているシーンで、
右から左に移動する幽霊がいるのだが、ずっと気になっていた。
(気づいていましたか? 夢の世界の話だから構わないですかね?)
それと同じように、気になっていたのが、この『ラマン』の主演男優のクレジットで、
有名なアジアの俳優が、間違った名前で記されているって、どーなの?
ずっと、そう思っていた。
レオン・カーフェイが、なぜに、登場人物の、トニー・リュンの名前なの?と。
右から左に移動する幽霊がいるのだが、ずっと気になっていた。
(気づいていましたか? 夢の世界の話だから構わないですかね?)
それと同じように、気になっていたのが、この『ラマン』の主演男優のクレジットで、
有名なアジアの俳優が、間違った名前で記されているって、どーなの?
ずっと、そう思っていた。
レオン・カーフェイが、なぜに、登場人物の、トニー・リュンの名前なの?と。
クレジットには、
これは、レオン・カーフェイの使う名前のひとつらしい。
本当は、トニー・レオン・カーフェイというらしい。
トニー・カーフェイの名前しか知らない人は、『ラマン』のクレジットを見て、
で、『アレ?』と思った人もいたと思うヨ。
TONY・LEUNG
とあり、トニー・リュンと私は読んだが……これは、レオン・カーフェイの使う名前のひとつらしい。
本当は、トニー・レオン・カーフェイというらしい。
トニー・カーフェイの名前しか知らない人は、『ラマン』のクレジットを見て、
で、『アレ?』と思った人もいたと思うヨ。
でも、ジャン=ジャック・アノー監督は、こういう映画の監督ではないはずなんだけれど、
これ以前の監督作品は、華麗に、監督デビュー作から、アカデミー賞取ってるもんね。
野心家であり、ファイターでもある。
同じようなもんは撮らないんだろう。
これ以前の監督作品は、華麗に、監督デビュー作から、アカデミー賞取ってるもんね。
野心家であり、ファイターでもある。
同じようなもんは撮らないんだろう。
過去の5作品を振り返って、そういえば、男女の恋愛モノは撮ってないなってところから、
『ラ・マン』を撮影したようである。
(フーン……そんなもんなの?)
『ラ・マン』を撮影したようである。
(フーン……そんなもんなの?)
総費用3000万ドル。
少女が、ヴェトナムから、フランスへ帰国するシーンで使われる大型船の修復費用100万ドル。
デビュー作から、いきなり、アカデミー外国語映画賞を取った監督なので、
それだけのお金が動くのだろうか。
少女が、ヴェトナムから、フランスへ帰国するシーンで使われる大型船の修復費用100万ドル。
デビュー作から、いきなり、アカデミー外国語映画賞を取った監督なので、
それだけのお金が動くのだろうか。
マルグリット・デュラスの当時の頃の顔に似ているので、監督が気に入ったらしいが、
いくら似ていても、深みや、奥行きが、イマイチ足りないように感じるのだ。
例えば、ラストのあたりの、ショパンのワルツで、主人公の少女が抑圧していた感情を
引き出されてゆくという繊細なシーンは、美しいのだけれど、
この女優では、複雑な心理が演じきれてないと、私は思った。
いくら似ていても、深みや、奥行きが、イマイチ足りないように感じるのだ。
例えば、ラストのあたりの、ショパンのワルツで、主人公の少女が抑圧していた感情を
引き出されてゆくという繊細なシーンは、美しいのだけれど、
この女優では、複雑な心理が演じきれてないと、私は思った。
ジェーン・マーチは美しいが、容姿が、ヴェトナムに溶け込んでいすぎな気がする。
なんと、実際に、彼女の母親にはヴェトナムの血が流れていた。納得。
なんと、実際に、彼女の母親にはヴェトナムの血が流れていた。納得。
アノー監督らしい映画制作への謙虚な姿勢から、デュラスの創作物のイメージに、
限りなく寄せたいという配慮の結果なのかもしれないが、私は、
いくら、ジェーンがデュラスに似ていても、映画作品の完成度としては、どーなの? 、
これで良かったの? と、勝手に疑問を感じている次第。
限りなく寄せたいという配慮の結果なのかもしれないが、私は、
いくら、ジェーンがデュラスに似ていても、映画作品の完成度としては、どーなの? 、
これで良かったの? と、勝手に疑問を感じている次第。
こういうセリフは、道徳的に許されない関係には、お約束のセリフなんだよなあ、
と思うのは、私だけか?
と思うのは、私だけか?
だけど、こういうセリフに至るまでの、創作物の経過を注意して観てみてほしいなあ。
こういうセリフにリアリティのある創作物は、結構丁寧に描かれているんだから。
こういうセリフに、リアリティを持たせるのは、意外に難しいもんなんだよね。
こういうセリフにリアリティのある創作物は、結構丁寧に描かれているんだから。
こういうセリフに、リアリティを持たせるのは、意外に難しいもんなんだよね。
というワケで、まとまらないまま、終わり。
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『ラマン』については、昔、記事を書いた事がある。
コレですが。
なんと、10年以上前の記事。
↓
コレですが。
なんと、10年以上前の記事。
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