アアルト展について………情報

アアルト自邸は、私の持っている本では、
(住宅建築(発行:建築資料研究社)2009年9月号( no.413)p.64~p.71
に載っている。

ネットでは、見やすい図面がありましたので、紹介させていただく。
コレ、ご自分で書かれたのでしょうか。

建築巡礼さんの記事より
アアルト自邸1階平面図
https://blogs.yahoo.co.jp/takutelic/272962.html
アアルト自邸2階平面図
https://blogs.yahoo.co.jp/takutelic/273723.html


外観は
http://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=307
仕事室の上部とのつながり、そして、個人宅部分とのつながりが、おもしろい。
こういうつながり方は、現代では、基本と言える。目新しくはないはず。
なのに、マンションのような建築では、つまんない間取りで(立地だけはいい)
質の良い住居だと思い込んでるって感じ。



アアルト展があるようだ。


私の大好きな建築家だ。
と言うより、
学生の頃、課題の参考にさせてもらった建築家と言うべきか(笑)

先日、ライトの設計した自由学園に行ってきたが、
ザワザワした池袋から10分以内の場所とは思えない、
それなりの存在感のある、気持ちの広がりを感じられる外観だった。
ライトは、マガマガシイ出来事と、パワフルな建築家としての活動経歴が特徴的。
スキャンダラスでありながら、影響力のある豊かな感性を、堂々と晩年に花開かせた。
そのたくましくも、尽きぬことのないエネルギーは、私の目指す世界観でもある。

落水荘」「タリアセン」などが有名だが、プレーリーハウスとかもあったなあ。
作風が変化する。
どんどん、愛する人が変わるように、興味や好奇心が更新されるのかも。

ここでは、ライトはどうでもいいんだよね。スミマセン。






アアルトについては、私は、個人的、主観的に好きなものが、ヘルシンキの自邸だけなのだ。

アアルトは、マリメッコのような北欧デザインの布地ともつながっているので、
聞いたことのある人もいるかも。
学生さんは、課題に参考になるので、アアルト自邸は、ぜひ、図面を見てみてね。

閉じて、開いて…2階のバルコニーと各室のつながりなんて、ホント、参考になるだろう。
仕事場のセクションのつながりも面白いというか。
基本だねー


ユバスキュラのコエタロの素晴らしさもさることながら、自邸は、閉じ過ぎな気もするけれど、
未完のような気もするけれど、そこが良いのだ。


コエタロは見ようとは思わないが、自邸は行ってみたいと思う。
ボリュームを知りたいと思う。

まあ、アアルトの「コエタロ」のあと、ライトの「落水荘」を見てみれば?
とか思ったりする。

学生さんは、沢山の、ビッグネームの展示会を見ましょう。
どーせ、課題になってるだろうけどね。(笑






フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの個展が葉山で開催。建築から家具、器までを紹介

https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/16283

>NEWS / EXHIBITION - 2018.6.14
>フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの個展が葉山で開催。建築から家具、器までを紹介
>フィンランドを代表する建築家であるアルヴァ・アアルトの個展「アルヴァ・アアルト―もうひとつの自然」が、神奈川県立近代美術館 葉山にて開催される。個人の邸宅や教会、図書館などをはじめ、万博のパヴィリオンや家具なども手がけるなど、幅広く活動したアアルトの作品を多角的に見ることができる展覧会だ。会期は2018年9月15日~11月25日。

>アルヴァ・アアルト サヴォイベース 1936 
>Savoy Vase, Alvar Aalto, 1936 ??Vitra Design Museum, Alexander von Vegesack
> アルヴァ・アアルトは1898年フィンランド生まれの建築家・デザイナー。大学で建築を学び、建築事務所での勤務を経て1923年に個人事務所を設立。以後、図書館や教会、個人の住宅など幅広く建築物を設計したほか、37年にパリ国際博覧会フィンランド館、39年にニューヨーク国際博覧会フィンランド館を手がけるなど、フィンランドを代表する国際的な建築家として活動した。


>アトリエのアアルト 1945 Aalto in his studio, 1945 ??Alvar Aalto Museumphoto: Eino M??kinen
> その作風は、初期こそ新古典主義に基づくものであったが、その後モダニズムの作風へと変化。28年に竣工したパイミオ(フィンランド)のサナトリウムが高く評価され、北欧でモダニズム建築を牽引するきっかけとなる。

> また、35年に竣工したヴィープリ(ロシア)の図書館に特徴的な、木を用いながら曲線を描く波型の天井は、フィンランドの伝統的な素材である木材とモダニズム空間を両立されることで高く評価された。以後、ゆるやかな曲線はアアルトの作風の代名詞にもなり、建築だけではなく家具などにも用いられることとなる。


>アルヴァ・アアルト ヴィープリ(ヴィーボルク)市立図書館(カレリア・現ロシア) 1927-1935 
>Viipuri (Vyborg) City Library, Vyborg, Karelia (today Russia), Alvar Aalto, 1927-1935 ??Alvar Aalto Museum
photo: Gustaf Welin
> そんな北欧を代表する建築家であるアアルトの創造の世界とデザイン感覚を紹介する展覧会が、神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。本展はドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムと、フィンランドアルヴァ・アアルト美術館による国際巡回展だ。

> アアルトは自然を究極的なモデルとしてとらえ、素材やフォルムに採り入れることで自然と共存する建築を生み出した。いっぽうで、アアルトによる感覚を心地よく刺激する曲線が特徴的な家具やガラス器は、今日でも世界中で高い人気を誇っている。


>フィンランド・パヴィリオン、ニューヨーク万国博覧会 1939
>Finish pavilion, World’s Fair, New York, 1939 ??Alvar Aalto Museum, Esto Photographics
photo: Ezra Stoller/ Esto Photographics Inc.
> 今でも世界中で愛されているアアルトの創作の数々を、ヴィンテージ・プロダクトを含む300点以上の作品と資料などから多角的に紹介する。
>Information

アルヴァ・アアルト―もうひとつの自然
会期:2018年9月15日~11月25日
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
電話番号:046-875-2800
開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 1200円 / 20歳未満・学生 1050円 / 65歳以上 600円 / 高校生 100円
休館日:月(9月17日、24日、10月8日は開館)




これを書いている時、森ビルのチカラが入っている展覧会の情報が、ラジオから聞こえてきた。
茶室が原寸大ですと?
気持ちに余裕があれば、記事にするかも。しないと思うけどね。(_ _).。o○