2007-08-09から1日間の記事一覧

陰陽五行説について 祥瑞災異思想  (メモとして)

天智天皇は、遷都のために、陰陽五行節によってよい方向を選んだが、 形から外国の流行を取り入れすべてを新しくした。 陰陽五行節には、あまり重きをおかなかった。 弟、天武天皇は陰陽五行説に詳しかったし、その研究所として、「陰陽寮」 を宮廷に置いた…

シルクロードの終着駅  謎の正倉院(3)

続きである。 仲麻呂の時代、秘宝の他に正倉院には武器や薬物の類いがあった。 それらの管理を自分だけが自由にできる権限を持つ事で、 政治的に自分の地位保全に利用した仲麻呂。 道鏡は東大寺の造営に力のあった良弁上人(ろうべん)の弟子で、 宮廷の寺院…

東大寺、正倉院を造った人の闇ネタ 謎の正倉院(2)

続きである。 世の中は、飢饉や疫病から逃れるため、楽を求めて、出家のまねごとをする 人々があとをたたない。僧になれば、税や労働からは免れるからである。 仏教の戒律を説く者がひとりもいなかった時代。 東大寺、国分寺、国分尼寺の創建は、聖武天皇、…