12歳で「優越感」への批判文を書いた コリン・ウイルソン
ネタがありすぎるため、題名をまず書いてみて、書けるかどうかで記事アップを考えようと思った。
でもやめた。
そのまんま、でいくわ。
うちのブログは社会派じゃないからなァ(´。`)
そのまんま、でいくわ。
うちのブログは社会派じゃないからなァ(´。`)
そこが彼の物書きの歴史のスタート地点である。
あたしもちょい似ておる。
幼児の頃、周囲の大人たちに対して、疑問だらけだった。
幼児の頃、周囲の大人たちに対して、疑問だらけだった。
どちらかといえば、コリンと同様
労働者階級だったせいだろうか。
労働者階級だったせいだろうか。
どちらかといえばである。
祖父も父も個人で出世した謹厳実直な家庭環境であった。
祖父も父も個人で出世した謹厳実直な家庭環境であった。
コリンと違うのは、私には霊的な体験が多くあったことであり、
彼には全くないことだ。
彼には全くないことだ。
なのに「オカルト」という本を書いている。
今はすごい格差があるけど、
島国だからなあ。
グローバルちゅーても、なんか大陸的になれない国で、良い面も悪い面もあって…混沌としてるような、ねェ?
島国だからなあ。
グローバルちゅーても、なんか大陸的になれない国で、良い面も悪い面もあって…混沌としてるような、ねェ?
日本の作家では、まるで遠藤周作の印象であった。
遠藤さんは、
キリスト教者であり、純粋に文学的な作品をいくつも書いた作家であるが、
ワタシは狐狸庵閑話から入ったため、
ていうか、そっちしか知らないに等しく、
彼の学生時代は女たらしのポン引きまがいの遊び人
という印象しかない(笑)
遠藤さんは、
キリスト教者であり、純粋に文学的な作品をいくつも書いた作家であるが、
ワタシは狐狸庵閑話から入ったため、
ていうか、そっちしか知らないに等しく、
彼の学生時代は女たらしのポン引きまがいの遊び人
という印象しかない(笑)
だから、彼のファンが
彼がスキャンダラスな小説を書いたとき、
「イメージが崩れました」
ということを理由に離れていった人がいた
ということの意味がまるで理解できなかった。
遠藤周作は、友達に「俺の女買わないか?」
と話を持ちかけるようなくだらない男だったんであるから、
彼がスキャンダラスな小説を書いたとき、
「イメージが崩れました」
ということを理由に離れていった人がいた
ということの意味がまるで理解できなかった。
遠藤周作は、友達に「俺の女買わないか?」
と話を持ちかけるようなくだらない男だったんであるから、
むしろ、スキャンダラスなものこそ
本領発揮だという感じなのだが、
そう思わぬ人がいたらしい。
本領発揮だという感じなのだが、
そう思わぬ人がいたらしい。
文学的な視線では、エリートっぽく扱われていたから、
自分自身が醜いものを抱えていると知っていて
たえずそれと向き合わねばならない心情であると
そりゃつらいわなあ…
自分自身が醜いものを抱えていると知っていて
たえずそれと向き合わねばならない心情であると
そりゃつらいわなあ…
カトリックだって離婚がよくあるらしいしな。
現代社会には確かに合わなかったでしょうな。
まあそういう境遇が羨ましいけど。
個人的な悩みが
世界的なテーマにできる内容だって事は
作家には得なことであります。
現代社会には確かに合わなかったでしょうな。
まあそういう境遇が羨ましいけど。
個人的な悩みが
世界的なテーマにできる内容だって事は
作家には得なことであります。
そのエンドーさんとコリン・ウイルソンは同じような印象を受けた。
というのは、コリンもカタいものばかり書いているので
さぞかし…お堅くてまじめで研究熱心という印象なのだけど、
おいおい、女性問題ばっかりじゃん☆
さぞかし…お堅くてまじめで研究熱心という印象なのだけど、
おいおい、女性問題ばっかりじゃん☆
誰もコリン・ウイルソンをカタい人だとはいってないけどね。
私はそう思っていた。
哲学者だと。
哲学者だと。
そのうち言葉で表現できる日も来るだろう。
子供の頃なら、いつかゲイになる素質の人間なら
誰でも好奇心からやっていそう。
誰でも好奇心からやっていそう。
どちらかといえばエッチなコリンに
同性愛的な面はなさげであるが、
優しい人ではあったんだろうな。
今ならギャル男みたいなもんか。
同性愛的な面はなさげであるが、
優しい人ではあったんだろうな。
今ならギャル男みたいなもんか。
近所の女の子をいじめたりしていた。
ヘナヘナ弱々しいものに抱く嫌悪というもの。
ヘナヘナ弱々しいものに抱く嫌悪というもの。
しかし、陰が無かったことが健全と言えば健全か。
近所の二人の子どもを
「ばかみたいだ」というだけで弟と殴って、
それを見つかって学校に呼び出された。
「ばかみたいだ」というだけで弟と殴って、
それを見つかって学校に呼び出された。
そして謝罪。
父親からはこれでもかというほど叩きのめされた。
まだ7歳前後のことだった。
父親からはこれでもかというほど叩きのめされた。
まだ7歳前後のことだった。
喧嘩っぱやさは、アマチュア・ボクサーだった父譲りだ。
なんちゅークソガキであろうか(ーー;)
健全ではあるが…
そう。
健全さって大切なのだ。
無邪気に従兄弟と万引きまでしている。
健全さって大切なのだ。
無邪気に従兄弟と万引きまでしている。
今の社会からすれば、とんでもないことと思うかもしれないが、
万引きの回想を読みつつ、ジュネみたいだなと思っていたら、
ジュネの名前が出てきた。
ジュネの名前が出てきた。
いろんな要素を持った人生だ、コリン・ウイルソンて。
そして。
このような話へと続くのだ。
(2)へ続く…予定
コリン・ウイルソンの自伝は不思議に美しい。
この人は、
子供の頃から自分の原点を探し続けている人だ。
子供の頃から自分の原点を探し続けている人だ。
本で損したと思ったことはほとんどないが、
こういうオモシロイ本に出会うと、
損な時間をずいぶん過ごしたなと
思える本もあったのだということを
あらためて気付かされるような気がした。
こういうオモシロイ本に出会うと、
損な時間をずいぶん過ごしたなと
思える本もあったのだということを
あらためて気付かされるような気がした。
どこかの古本市で購入した本。
未読でしたが、ぼちぼち読んでいる。
未読でしたが、ぼちぼち読んでいる。
正直、自伝がこんなにオモシロいとは。
オモシロいし、妙に美しい。
今の私だからハマるんでしょうか?
オモシロいし、妙に美しい。
今の私だからハマるんでしょうか?
(修正しました)