カフェ安南② 増田政一設計 2階住居の超広々感 片流れ天井と段差床で内部と外部眺望を一体化
カフェ安南の続きである。
今回は店とは別の玄関から上がる2階住居部分だ。
今回は店とは別の玄関から上がる2階住居部分だ。
印象はタイトルの通りで、これ以外、ピタッとくる言葉はないなあ・・・・。
敷地は購入されたもので、カフェと住居を兼ねるというのは当初からの思い。
奥様はふつうに仕事をお持ちである。
子育てにもいい土地、住宅であることは条件となる。
子育てにもいい土地、住宅であることは条件となる。
枝葉が気持ち良さそうに揺れる何本もの樹木。
まるで林のように見えるが、建築着工当時は何もなく
出来てから、カフェの窓からの青々と茂った木々の窓の景色に驚いたそうだ。
まるで林のように見えるが、建築着工当時は何もなく
出来てから、カフェの窓からの青々と茂った木々の窓の景色に驚いたそうだ。
これを建築家はちゃんと計算して設計しているということに
プロの技ということを感じたという。
プロの技ということを感じたという。
ワタシは、安南のような全面ガラス張りというのにヨワイ。
昔から人が通るのを眺めるのが好きで
ボーッとできるカフェは、自分的には上位にランクする。
ボーッとできるカフェは、自分的には上位にランクする。
そば屋、医院、菓子屋、和服店など、昔の設計だと
プライバシーがないようなのが、友達の自宅などにも結構あった。
プライバシーがないようなのが、友達の自宅などにも結構あった。
今は・・・・・かっこいい設計が増えてきて、ワクワクするんだけど
十年前、ワタシはSOHO(スモールオフィス&ホームオフィス)の
インテリア・デザインが大好きでハマッていたが☆
十年前、ワタシはSOHO(スモールオフィス&ホームオフィス)の
インテリア・デザインが大好きでハマッていたが☆
シンプルとか、使い勝手の良さというよりは、なんていうのかな
デザインが融通無碍というか
たとえばテーブルは衣装ケースに板を置いたもの。
カーテンはプチプチ。
間仕切りは卵のケースをつないだもの(つなぐとガラスブロックのように見える)。
これをワタシは、超かっこいいと思っていた。
デザインが融通無碍というか
たとえばテーブルは衣装ケースに板を置いたもの。
カーテンはプチプチ。
間仕切りは卵のケースをつないだもの(つなぐとガラスブロックのように見える)。
これをワタシは、超かっこいいと思っていた。
実はいまでも思っている(笑)
そういうワタシを理解できるヤツは・・・・・おらんやろー・・・・・orzしかし、床が階段状になってたり、足元に埋め込みライトだったり、
思い出せば、自分の手で自分のオフィスをつくる工夫は
人の数だけ面白さがある。
思い出せば、自分の手で自分のオフィスをつくる工夫は
人の数だけ面白さがある。
2階はそんな空間が主役となる。
そして
公園から見えてしまうバルコニーは
生活感が出ないようとの配慮とも思えないが
ひさしもふつうより思いきり上の方にある。
生活感が出ないようとの配慮とも思えないが
ひさしもふつうより思いきり上の方にある。
キッチンがフル・オープンキッチンというお宅を見ると
片づけに自信があるのか、もはや開き直りなのか
ときどきわからなくなるけど
片づけに自信があるのか、もはや開き直りなのか
ときどきわからなくなるけど
徹底して解放感を
言うなれば、家事からの解放を
日常からの逃避を
生活から時間という概念の削除を
地べたからの浮遊を
季節からの恩恵を
人間としての発展を
言うなれば、家事からの解放を
日常からの逃避を
生活から時間という概念の削除を
地べたからの浮遊を
季節からの恩恵を
人間としての発展を
というような思いの高まりと
圧倒されるような「解放感」と「心地良さ」が
充満しているような気さえしてくる。
働くのがいやになりそうな2階部分だ(笑)
圧倒されるような「解放感」と「心地良さ」が
充満しているような気さえしてくる。
働くのがいやになりそうな2階部分だ(笑)
この18畳大の空間、いくつかの部屋へつながるドアがある。
一番奥が寝室。
寝室の上部分がロフト。
一番奥が寝室。
寝室の上部分がロフト。
外玄関から入り、2階への階段を上りきると
左手に
画像のような大空間が広がる。
左手に
画像のような大空間が広がる。
片流れ屋根天井が
手前から奥に、外部へ向かうにつれて
次第に広くなってゆくのだが
手前から奥に、外部へ向かうにつれて
次第に広くなってゆくのだが
こうして生み出される錯覚によって
このスペースは実際よりずっと広く見えてくるから不思議だ。
このスペースは実際よりずっと広く見えてくるから不思議だ。
窓の高さ、ひさしの高さ。
これでもかというくらい、広くみせるための工夫が
そっと・・・・されている。
これでもかというくらい、広くみせるための工夫が
そっと・・・・されている。
不思議だが、窓に向かう毎に15センチ上がっている段差が
これまたパーテーションなどで区切れば
個室に変身しそうな不思議な感じ。
これまたパーテーションなどで区切れば
個室に変身しそうな不思議な感じ。
この家は狭小住宅ではなく十分広くて
将来のお子さんの部屋と納戸もあるが
将来のお子さんの部屋と納戸もあるが
ロフト部分を活用すれば
もっと広く使えるかもしれないと思う。
(だが、ゼイタクに使っていそうだな~)
もっと広く使えるかもしれないと思う。
(だが、ゼイタクに使っていそうだな~)
あちこち施主夫さんの日曜大工家具が
カフェにも
住宅部分にも
カフェにも
住宅部分にも
これがあったかくって、イイ☆
モトがかっこよすぎるもん
モトがかっこよすぎるもん
増田政一さんのブログ ていねいなデザインのナチュラルモダンな家に住もう
http://blogs.yahoo.co.jp/arcdesignmasudaカフェ安南の書庫
http://blogs.yahoo.co.jp/arcdesignmasuda/folder/1033720.html(画像は増田さんからお借りしました)
♪よろしければ、感想をお聞かせください。
無理にとはいいませんぞ(笑)
無理にとはいいませんぞ(笑)