“光の井戸” 天窓から一階に光を落として──4方向を隣家で囲まれても明るい家 増田政一(アルクデザイン)設計 狭小住宅その(2)
(その(1)のつづき)
最後に
おおざっぱな印象を言うと
おおざっぱな印象を言うと
正直、1階は不思議だが
コミュニティ・ホールみたいな公共的な場所にしても
よさそうな妙な渋さがあった。
コミュニティ・ホールみたいな公共的な場所にしても
よさそうな妙な渋さがあった。
2階とロフトだけでお腹一杯という感じだった。
2階だけで、じゅうぶん生活はできそうである。
2階だけで、じゅうぶん生活はできそうである。
2階をいく通りにも使いこなして
1階は、儲けものの空間になっていたように思う。
1階は、儲けものの空間になっていたように思う。
だれもがそこに浴室があるとは思わない。
あるとしたら納戸だろうか。そんな意外性もあった。
あるとしたら納戸だろうか。そんな意外性もあった。
ヒメシャラの木が植えられ
ちょっとした庭もあって、季節の変化とと広がりを
どこにいても同時に感じられる。
ちょっとした庭もあって、季節の変化とと広がりを
どこにいても同時に感じられる。
唯一間口2m開かれた行き止まりの道路は
子どもたちの安全な遊び場となるだろう。
子どもたちの安全な遊び場となるだろう。
ここもあえて悪条件と知りつつ
増田さんの設計マジックを見込んで購入されたとか。
(これは書いておくべきかも)
増田さんの設計マジックを見込んで購入されたとか。
(これは書いておくべきかも)
ワタシが建築に興味を覚えたのは、収納の問題がきっかけであり
それに解答を与えてくれたのは、たくさんの優れた建築家だった。
それに解答を与えてくれたのは、たくさんの優れた建築家だった。
そして建築というものに興味を持ち
過去の偉大な建築家たちを知っていった。
過去の偉大な建築家たちを知っていった。
いまを設計する多くの建築家に
ビッグネームたちの歴史が流れ込んでいる──
それにほんの少しでも感じられた時
とても幸福に思う。
ビッグネームたちの歴史が流れ込んでいる──
それにほんの少しでも感じられた時
とても幸福に思う。
大胆なのだけど
ちゃんとあれこれ考えてつくられ・・・・
ちゃんとあれこれ考えてつくられ・・・・
光が入り込んでくることも大切だけど
遊び心につながる工夫でもあるあのロフト床のガラス。
遊び心につながる工夫でもあるあのロフト床のガラス。
ふと思った。
1階の階段に光を落とすあの透明な床は
家族をひとつにしてくれる
何気ない
家の中の窓でもあるのだと。
何気ない
家の中の窓でもあるのだと。
物質空間と心理的空間を、オーバーラップさせて構成するのだろう。
あの子の笑い声が今でも聞こえてくるようだ。
歩行する
立ちどまる
坐る
寝転がる
新聞を読む
本を読む
TVをみる
子供と遊ぶ
食事をする
睡眠をとる
窓の外を眺める
考え事をする
ストレッチをする
・・・・・・
立ちどまる
坐る
寝転がる
新聞を読む
本を読む
TVをみる
子供と遊ぶ
食事をする
睡眠をとる
窓の外を眺める
考え事をする
ストレッチをする
・・・・・・
シェルター的な中目黒M邸と違い
アクティブな印象を受けたT-houseだった。
アクティブな印象を受けたT-houseだった。
ひとりの建築家でいろんな住宅ができるもんである。
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ワタシは自分の感じたことを語ってみた。
主観そのものなので、ご容赦を。
(画像は増田さんにお借りしました。感謝いたします。)
2010 5月竣工
ていねいなデザインのナチュラルモダンな家に住もう
T-house(多摩川べりの狭小住宅)の書庫
http://blogs.yahoo.co.jp/arcdesignmasuda/folder/1023401.html(※修正しました)