今読んでいる本…アイリーン・キャディ『愛の波動を高めよう』日本教文 社2003年刊

イメージ 1

いつか読めるかと思い、かなり前に古書店で買っておいた本。

言わずと知れた、ニューエイジ系指向の方々にはお馴染み。

“フィンドホーンの奇跡”で有名な霊能者、アイリーン・キャディの本。

昔、ここは、到底野菜なんてとれないはずのイギリスの湿地帯に

ドデカい野菜が実って、世界中のド肝を抜いた事がある。

神の奇跡があまりにもわかりやすくてね(笑)

本物と認められているも、不思議すぎて世界中が理解不能だった

シャーマン的な女性をを中心としたコミュニティをつくり、いい意味で宗教的。

アイリーン・キャディを知った当時
どこかの企業の社長さんだったか、ガンが消えた話とか

また、ハイポニカ・トマトの話題もあった。
環境条件次第で、最良の実りをもたらす
不思議だが、タネも仕掛けもない作物育成法。

そんな『奇跡』としか思えない話題が沢山あって
いちいち興奮した覚えがある。

この2件の奇跡のように
人間の身体や植物の本来持っている『可能性』を
最大限に引き出す系ならば

『果たして、自分には出来るのか?』とは一瞬思うんだけど
身近に引き寄せて感じられるよね


けれどもさ、フィンドホーンの場合
まさか、神様からの啓示が降りて
土地を選び、ドでかい野菜が出来ました

……てな類は、間違いなく神の奇跡だが
スンナリ受け入れる人と
戸惑う人に間違いなく分かれるんではないかい?(@_@)

やれ霊が来る、天使が通信を送ってきた
などという他人からは理解不能な主観的事象と違い

主観にとどまらない目に見える『奇跡』が
ドドーンと目の前にあるんだから

しかし、世界は今こそ、こんな感じの

当時は早すぎたが、よりワンランク上の
聖なる『奇跡』を求めているんじゃないのか
(でもないかも~)

とこの本読みながら考えていた。
目に見えるところがいいんだよね。

しかし、悪霊でもショボイ当て物はやるから、ここに注意が必要だけど。

となると
フィンドホーンは、今も当時の上質な妖精話に触れるような
優しさやら物語性を維持しているのか、そこが気になるところだ。

ドでかい野菜、これからは確かに必要だけどね……
という意味ではなくて


少しずつ変わりゆく人類の未来。

ここ数十年、沢山の失敗や挫折があったと思う。

いろんな経験の種を収穫したに違いない。

失敗や挫折は…人類には必要な事なのだ。
そんな気がするぞ

ていうか、人間であることを
人間らしさ以外に、どんな事で受けとめられるというのだ!?

成功や進歩だけで来た人間なんていない。

私もあなたも、どんな経験の種を携えて
次の未来に新たな道を歩き出すのだろうか?

やがて私達は、あらたな種まく大地へ向かうだろう。

今のままで?
無理だ。

そこで、美しいものとは何か?
あらたに考えてみたくなった。




《世界的な混沌と混乱と破壊の思考の渦に巻き込まれるのはやめましょう。

今すぐ、あなたのまわりの世界のすばらしさと美しさに、心を集中させましょう。

すべてのものに感謝しましょう。

あなたが出会う人すべてを祝福しましょう。

人々の中、ものごとの中、状況の中に最悪の部分を見るのはやめ
いつも最善の部分を見るようにしましょう。

最善の部分に意識を集中し、あなたのまわりの世界で起こる
素晴らしい変化を見るようにしましょう。》

(p.88)

どーよ、この言葉

美しいものを感じる事から遠ざかっているワタシ…

痛い言葉でもあるのだ。

だけど、ワタシは、なんだか、世界の危機に敏感になっていて

……私の感じた時期と、外界の情報が合致していて、考えてしまった訳よね。

少し、今は安心しているが、祈りは忘れないようにするぞ。

そいでもって、美しいものを見出してゆく…それを大切にする。

シンプルさに目覚める…

今年もこれがテーマになるのかな。
(ってか、永遠にテーマだろうね)