2007-01-01から1年間の記事一覧

ちょっと! さっきニュースで見たんだけど

25才の男性が、スナックママ殺害。 ママはずいぶん年上だぞ。 理由は、 「あんたの親の顔が見てみたい」 と言われたからだって!? あまり、ニュースのネタはは避けようと思ってきたけど、 最近、あまりにもいのちが軽く扱われている事件続きで、 麻痺して…

西岡常一 宮大工  檜(ひのき)の話

暑くて、シャワーを二度も浴びたけど、湿気が…。 ワタシは涼しい場所も、冷たすぎるドリンクものーさんきゅー。 なれど、湿気はどうかならんのか。 こういう日本特有の季節をあじわって、楽しめるといいんだけどな。(^^;) 本読んでた。 本棚には掘り出し物…

理屈っぽいおっちゃん

学問てどうして偉そうなんだろうと思ったことがある。 私は確かに無知だけど、好きなことは追求する、誰だってそうだろう。 だからといって、学問に頭は下げない。 もともと、学問は今のように煩雑なものじゃないはずだもの。 文化教養講座などにゆくと、滅…

過ぎたことは取り返しがつかないのです

失敗、挫折は誰にでもあるのだ。 人は背負いきれぬ挫折を経験する。 後悔、罪の意識、恨み、憎しみ、あらゆる感情の因子を内部に 溜め込んでいるのが我々人間なのだ。 今つらい人々は、 決して自分を責めず、 重い、そういったいっさいを忘れて、 心がからっ…

セクハラは(4)

続き。 こうした事実をありのまま書いたものをたとえ目にしても、 セクハラする人々のマッチョ脳は治らないんだろうな。 自分を間違っているんだと反省することは、やはりないんだろうなあ。 人の目に触れなければ、何をしてもいい 少しでも楽をして、人によ…

セクハラは(3)

続きである。 そういったセクシャル・ハラスメントの事件を、以前、ニュースで知った時には、 その内容に呆れたもんだ。 執拗なんである。 反省が見えなかったんである。(今はどうか知らん) 正直、信じられなかった。 嫌がる相手に性交まで要求していたか…

セクハラは(2)

続き。 友達は社長の息子(社員)の恋人(社員、女性)と仲が悪くなって、嫌がらせ攻撃を受けていたが、 自分の机にガムテープをベタベタに貼りまくられるというものが最悪だった。 よくそこまで耐えたなと思うが、社長令息は友達のことも悪く思っていなかっ…

セクハラは

そういえば、世間でセクハラ裁判があったり、法律がつくられても、 周囲にセクハラは消えなかったような気がする。 信じられない例をいくつか知っているけど、ここでは言えない。 女性側が堂々と言うようにもなっているので注目されているが、 例えば痴漢。 …

宮脇檀の弟子たち

宮脇檀のエッセイはおもしろかったなあ。(´~`) 弟子に椎名英三と中村好文がいるけど(だよね?)、 前者はもう作品から入ったので素晴らしいの一言だが、 後者は正直「建物探訪」の過去放送分のサイトで見たものは良くなかった。 高いし。というか、高い…

芹沢俊介の住宅論のサイト  (メモとして)

<メモ> 芹沢俊介の住宅論 建築家の自邸に表れた家族意識(プライバシー空間の誕生と展開) http://www.alpha-net.ne.jp/users2/mirutake/serizawa00.html 黒沢隆という名前を初めて聞いた。 私が、いかに外国の建築物に気持ちが向かっていたかだろうな~ …

スカーレットの生き方 月並みでありきたりの真実について

欲望や盲目的な情熱のような、目先しか見ていない生活動機は結構不安になる。 ただそういったものが、勢いで、生活を活力あるものに 押し上げてくれるということは確かだ。 「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラの生き方にそういったものを見る。 父親…

心の豊かさと繁栄のはざまで

かつて100円ショップで、中国で低賃金で手作りしされたらしい、 白いレースのコースターが売られていたことがある。 なぜ破格値で売れるか説明された小さな紙片が付いていた。 安く購入できることに感謝しましょう、というような 不思議な文だったが、安…

カッパドキアのスローライフっていいな~(-_-)

カッパドキアの岩をくりぬいた住宅は今も使われている。 空気穴のあるかまどで、パン(ユフカ・エキメイ)を特製鉄板でクレープのように焼く。 今でも続く習慣。 冬用に保存用のパンもたくさん焼くという。 究極のスローライフが、今もそこにはあるんだなあ…

カッパドキアと増田政一の設計した住宅

昨日、TV番組「世界不思議発見」で、カッパドキアの岩山の住宅を見たのはタイムリーだった。 脳内@建物探訪「渡辺篤史のこんな家に住みたい」講談社1998年刊 (p.116)に 引用した増田政一設計の住宅は、渡辺篤史氏がカッパドキアを連想した建物なのであ…

永井均 「これがニーチェだ」を読む (3)

N氏(永井均氏)が面白いのは、この本を ニーチェに違和感をいだいている人にとっては、 反感の意味がこれまでよりもうまく説明され、 <ニーチェ共感者にとっては、この本は、一面では、そういう人を 告発するための本でもある。>(p.12) という点である。 …

永井均 「これがニーチェだ」を読む(2)

N氏のニーチェを通しての視点は、大江健三郎氏を嘘っぽい存在にしてしまう。 「なぜ人を殺してはいけないのか」の問いかけに大江氏はこう答える。 「質問に問題がある。まともな子どもならこういう問いかけを恥じるものだ」 この反応の嘘臭さを認識する者の…

永井均 「これがニーチェだ」を読む(1)

ブログは久々な上、突然ですが、ニーチェの入門書を読みたいと思います。 __________ 私はニーチェはほとんど読んだことがない。 読まず嫌いというよりは、難解だから読みきれずに放り出してしまう という感じだ。でも、できれば読んで理解したい…

夏目漱石の禅のココロ(2)

「門」の主人公宗助の言葉の続きである。 今までは忍耐で世を渡って来た。これからは積極的に人生観を作りかえなければ ならなかった。そうしてその人生観は口で述べるもの、頭で聞くものはだめであった。 心の実質が太くなるものでなくてはだめであった。 …

夏目漱石の禅のココロ 「禅のわかる本」より、ある意味ダイジェスト(^^)

漱石は弱かったんだろうか。 鎌倉円覚寺で10日ほど、参禅修行をしている。29歳の時である。 (明治27年12月)その四ヶ月前にも松島瑞厳寺にも参禅。 その体験をもとに「門」を書いたという。 (どんな話だったっけ(?_?) 「門」を書いたのは、参…

「悪女はこうして生まれた」三宅孝太郎 ちくま新書2003年刊

今日買った古本。100円げっと本。 なんとなく、買ったことをメモしたくて、記す。 ここに悪女として取り上げられている女性達は…… ◆パンドラ ◆呂后 ◆アグリッピナ ◆楊貴妃 ◆藤原薬子 ◆イザボー・ド・バヴィエール ◆ルクレツィア・ボルジア ◆日野富子 ◆エ…

増田政一(ますだせいいち)の建築 「全体をひとつの空間に」

さて。 増田政一(ますだせいいち)の良さをじわじわ堪能できたところで、 この項の最後に ↓作家自身の別荘。(2004年) リゾートnet HPより 建築家としての新たな試みに挑戦した伊東の週末ハウス 別荘全体をひとつの空間に http://www.resort-net.com/h…

建築家 増田政一(ますだせいいち)アルクデザイン @ネットで建築家を味わう

増田政一(ますだせいいち)の作品をネット検索してみた。 図面(間取り図)がないので、写真から想像しながら味わってみた。 2001年12月8日放送 東京都 品川区・U邸 密集15坪 玄関浴室!広く住む技 http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/html/houso…

脳内@建物探訪「渡辺篤史のこんな家に住みたい」講談社1998年刊 (p.116)

●建物探訪「渡辺篤史のこんな家に住みたい」講談社1998年刊 《設計の魔術! 斜めの間取りで広々空間M邸》(p.116) 【設計:増田政一】 1997年12月完成の住宅。 限られた土地に、広々住みやすく、風と光に溢れ、快適に暮らせるような家を という、ま…

ネットで建築家を味わう (1) 増田政一(ますだせいいち)アルクデザイン

●建物探訪「渡辺篤史のこんな家に住みたい」講談社1998年刊 個室(トイレ)で読む本の一冊である。(笑) 今朝、この建築家の住宅間取り図のページ(p.116)を読んでいた。(というより見ていた) この本のこの人の作品は狭くて、細かくて、間取りではわ…

古書店で風俗雑誌を買った時の記憶(「モンスーン」)

もうずいぶん昔、そう、バブルの終わり頃か・・・。 知人がよく行く古書店に、澁澤龍彦の選集が置いてあると聞いて、そこに買いに行ったことがある。 最近、「あるす・あまとりあ」を100円ゲットした時に、そのことをふと思い出した。 店主は、噂の真相の…

中島義道著「<対話>のない社会」(2)

中島氏本人はどうにも好きになれない。 それなのに、書店で「いいな、これ」と思うと、この人の本 だったりすることがしばしばある。 でも、著者が中島氏だと知ると、反射的(!)に書棚に返してしまう。 (それでも気になったら買う) この本 ●「<対話>の…

中島義道 「<対話>のない社会」から 思いやりについての引用

「竹内靖雄という人がこんなことを言っているよ」と、 「<対話>のない社会」(中島義道著 PHP新書) に取り上げてあった。 思いやりについては、以前から考えてみたいテーマだったので、 ちょっとだけ、引用して考えてみたいなと。 *********************…

「性交体位」か「性交態位」か?  高橋鐵著「あるす・あまとりあ」

ところで。 「あるす・あまとりあーー性交態位六十二型の分析」 通常「性交体位」というところを、「性交態位」と書かれているが、どうやら、 性交における位置と姿勢という意味で、よく使われる「体位」は間違いで、 本来「態位」という漢字をあてるのが正…

戦後日本の性の啓蒙書「あるす・あまとりあ」高橋 鐵(たかはしてつ)著

さて、「日本の神話」が完読できそうな気がしたのは、高橋鐵氏の代表作に 「性交態位六十二型の分析」というサブタイトルの「あるす・あまとりあ」という 不朽の代表作があるからである。 これは、戦後の後遺症の残る日本に、性の指南書とでも言うべき学術本…

「日本の神話」河出文庫 1991年刊 高橋 鐵(たかはしてつ)著

最近、古書店で自分が選ぶ本のなかに、古事記、日本書紀、神話や 仏教関連の本が増えてきたような気がする。 手をちょっとつけては途中で投げ出す本はたくさんあるけど、 前述した仏教系、神社系、古代史系の本は特にそうだ。タメイキ(-.-)=3 でも、今回は完…